市原隼人主演『おいしい給食』ドラマ新シーズン制作決定 次の舞台は函館
市原隼人主演の笑って泣ける大人気ドラマ『おいしい給食』。新シリーズが今年10月から放送予定だ。
笑って泣ける学園食育エンターテインメント、市原隼人主演『おいしい給食』。函館が舞台となったseason3の制作が決定し、10月より放送予定だ。
■学園食育エンターテインメント
同ドラマは、1980年代の中学校を舞台とした、「笑って泣ける学園食育エンターテインメント」。給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描き、若者からお年寄りまで幅広い層に絶大な支持を得た。
2019年に放送開始した同ドラマシリーズは、翌年劇場版が公開され、2021年にseason2を放送後、2022年5月に続編映画『劇場版 おいしい給食 卒業』が公開。
ラストでは、甘利田の函館への転勤が決まり、ライバルだったゴウとの別れで幕を閉じた。今回の連続ドラマでは、北の地オリジナルの献立や食材に囲まれて、新たなる給食道の幕開けになる。
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■「涙が出るほど懐かしい!!」
多くの人にとって、給食は、人生はじめての「会食」だった。小学校6年間で1200食、中学まで入れると1800食の経験値。日本人なら誰もが豊かな経験値を持つ「食」=給食。
過去シリーズでは、鯨の竜田揚げ、ミルメーク、ソフトめんなど懐かしの給食が毎回登場し、「親子や友達と会話が生まれるドラマ」「涙が出るほど懐かしい!!」「市原隼人氏の振り切った演技秀逸すぎ」「今の子ども、かつて子どもだった人に観て欲しい」「食事前の給食ダンス、何回見ても笑えます!」など視聴者からのコメントが寄せられた。
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■甘利田のキャラクターに注目
市原演じる甘利田の「うまそげじゃないか!」「私は給食が好きだ。給食のために学校にきていると言っても過言ではない」などのセリフや、「好きなものを好きと言える」という、容易に見えて困難な願望を体現するキャラクターと、そのコミカルな演技も話題に。
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■「もう、奇跡です」
主演の市原からコメントが届いている。
市原:もう、奇跡です。何もないところから始まったオリジナル作品を、こんなにも多くの皆様に愛していただきこれ以上ない感謝を申し上げます。
1988年の函館を舞台に、給食に翻弄され滑稽ながらも人間臭く懸命に生きる甘利田先生の姿から、時代に寄りかかり忘れかけている大切なものをお届けいたします。
お子様から、人生のキャリアを積んだ方まで全てのお客様に向けた骨太のエンターテインメントを掲げ、連日、愛して止まないオールスタッフ&オールキャストと共に体力の限界を超える撮影に励んでいます。
走り続ければたどり着く場所があると信じ、今作品を好いてくださる皆様へ精一杯の恩返しをするべく、恐ろしい程に作品に吸い込まれ、より一層この作品でしか表現できない振り切った自分と向き合っています。10月の放送開始をお楽しみください。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)