『世界遺産』3週連続企画 イタリアとカンボジアの特別な絶景を空から撮影
4月2日、9日、16日放送『世界遺産』では、空からみたイタリアの世界遺産&アンコール遺跡群の絶景を紹介。ナレーションは杏が担当する。
4月2日、9日、16日よる6時から放送される『世界遺産』(TBS系)は、3週連続企画「空から見る!シリーズ」。イタリアの世界遺産&アンコール遺跡群の全貌が明らかになる。
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■3週連続「空から見る!シリーズ」
2日と9日は、世界最多となる58の世界遺産を保有するイタリア。1週目は北部、2週目は南部の計13か所の世界遺産を巡る。空からイタリアに迫ると、日本のように細長い国土で、土地ごとに多様な自然と文化を育んできたことを発見。
そして16日は、9世紀末から600年にわたり栄えたカンボジアのアンコール遺跡群に迫る。アンコール遺跡群は当時の人々の世界観や宗教観を今に伝えるとともに、その芸術性は世界的にも評価が高いことからカンボジアの宝となっている。今回は空から見ることによって、アンコール遺跡群の新たな一面を発見する。
ナレーションは、女優の杏が務める。
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■ドローンでの特別な撮影
交易で地中海を制し、1000年以上続いた都市国家ヴェネツィア。海に浮かぶ街に張り巡らされた大小150もの運河を、特別な許可を得てドローン撮影。狭い運河を縦横無尽に飛び回り、これまで見たことのないカメラワークで「ヴェネツィアとその潟」に迫る。
また、中世、トスカーナ地方で商業都市として発展したサン・ジミニャーノ。街の中心には、商人たちが財力を示すシンボルとして建てた、石造りの塔が林立している。
街の外から城門をくぐり、目抜き通りの上空を抜け、中心地の石の塔までドローンのワンカットで「サン・ジミニャーノ歴史地区」を撮影。トスカーナの摩天楼の奇妙な景観も。
さらに「ピサのドゥオモ広場」にある、倒れそうで倒れない奇跡の鐘楼・ピサの斜塔を真上から撮影し、地上では見られないアングルで傾き具合を紹介。ほか、「ドロミーティ」「チンクエ・テッレ」「オルチャ渓谷」「サヴォイア王家の王宮群」が登場する。
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■ダイナミックな映像
地中海に浮かぶ、火山が生んだ「エオリエ諸島」。中でも火山活動が最も活発なストロンボリ島の噴火の瞬間を、空から撮影することに成功する。マグマのしぶきがほとばしる、迫力ある映像に注目だ。
また、「ローマ歴史地区」では特別な許可を取得して、ローマ帝国のシンボルだった円形闘技場・コロッセオにドローンで接近し、コロッセオの外から門をくぐり、通路を通って中心のアリーナへ。ドローンのワンカットで撮影した映像で、コロッセオの巨大な規模感とアリーナに向かう剣闘士の目線を表現。
同番組では過去に何度もコロッセオを撮影しているが、これまでとは全く異なるアプローチでコロッセオを映し出す。ほか、「ヴィッラ・アドリアーナ」「アマルフィ海岸」「エトナ山」「エトルリアの古代遺跡群」が登場する。
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■上空から見る新たな一面
アンコール遺跡群は、広大なエリア内に点在する多くの寺院や建造物が世界遺産となっている。一辺が3kmにもなる巨大な都城、アンコール・トム、そして約30年の歳月をかけて建立され、3重の回廊と5基の塔から成る寺院、アンコール・ワット。
山に見立てて建てられたその寺院は、中心にいくにしたがって高くなる構造となっており中央塔の高さは65mある。そのため、地上から見てもなかなかその全容や構造は把握できない。
そこで今回、上空からスケール感のある遺跡の映像を撮影。特に塔の四面に顔が彫られたバイヨン寺院は、地上からだと見上げるだけでその表情まで分からないが、間近での撮影に成功。めったに見ることができないレアな映像に注目だ。