『舞いあがれ!』最終回で振り返る、出演者の「意外な顔」 役のイメージと違う人も…
明日31日、朝ドラ『舞いあがれ!』が最終回を迎える。ヒロインの福原遥をはじめとした出演者達の「秘話」を紹介。
明日31日、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が最終回を迎える。どんなラストを迎えるか、気になる人も多いのでは。
Sirabee編集部では、これまで『舞いあがれ!』出演者の素顔を紹介してきた。最終回を前に、秘蔵エピソードを振り返る──。
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■私生活も抜かりない福原
『舞いあがれ!』は1990年代から現代が舞台。ヒロイン・岩倉舞が空とパイロットに憧れ、ものづくりの町である東大阪と自然豊かな長崎の五島列島で様々な人と絆を育みながら夢に向かって奮闘する物語だ。
ヒロインは、福原遥が演じた。大役を務めることに緊張もあったと思うが、座長として現場を盛り上げていたようだ。
あるテレビ局関係者が語る。「他の出演者やスタッフにいつも笑顔で元気に接していたそうです。元気いっぱいな福原さんに癒やされたスタッフも多かったようです。出演者の中では、赤楚衛二さんや乃木坂46・山下美月さんと仲がよく、撮影の合間に大阪の方言を勉強し合ったり、3人でカードゲームをして遊んでいたといいます。ロケで海に行った時は、みんなで記念撮影もして盛り上がっていたみたいですよ」(テレビ局関係者)。
撮影期間中は関西で一人暮らしをしていたが、休みの日も抜かりない。「自炊をきちんとやっていたそうです。1週間分のおかずを作り置きして、現場にお弁当を持ってくることもあったといいます。作る料理も鳥そぼろやカオマンガイ、タコライス、アップルパイなどジャンルも幅広いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
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■赤楚の演技力を評価する声
作中で、そんな福原と結婚して夫になったのが、赤楚だ。赤楚は2020年のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)で注目を集め、多くのドラマに出演している。
ある芸能事務所関係者は、赤楚の演技力は業界内でも評判が高いと話す。
「心情を表現する際の表情や仕草で魅せることに長けています。長いセリフでなくても、彼がセリフを読む際のちょっとした所作から、感情を読み取ることができます。赤楚さんは整った顔立ちをしているので外見的な魅力もありますが、内面である彼の演技を好きになる人も多いみたいですよ」(芸能事務所関係者)。
朝ドラ終了後も、赤楚は4月クールのドラマ『風間公親─教場0─』(フジテレビ系)、『ペンディングトレイン─8時23分、明日君と』(TBS系)に出演が決まっている。朝ドラでさらに磨きがかかった演技から目が離せない。
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■役柄とは対照的な目黒
ヒロインを支える赤楚とは対照的に、プライドが高く、彼女をけなす役を演じたのがSnow Man・目黒蓮だ。昨年のドラマ『silent』(フジテレビ系)での好青年役とは真逆のキャラクターを見事に演じ分け、注目を集めた。
作中では、少々クセのある役柄だったが、素顔の目黒は周囲の人への気遣いを欠かさない。前出の芸能事務所関係者が語る。
「どんな立場の人にも態度を変えず、相手のことを思いやって行動できると評判です。テレビや雑誌のインタビューでも、インタビュアーが恐縮してしまうほど礼儀正しく、取材する側を気遣って答えてくれるそうです。ジャニーズは上下関係がしっかりしているので礼儀正しい人が多いですが、目黒さんは特にしっかりしていますよ」(前出・芸能事務所関係者)。
グループでも、個人でも大ブレイクを果たしたが、謙虚な姿勢を心がけていることが窺える。
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■横山の意外な一面
昨年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』の竜星涼のように、朝ドラにはトラブルメーカーがつきもの。『舞いあがれ!』では、関ジャニ∞・横山裕がそんな役を演じた。
横山はトレーダーとして活躍していたものの、インサイダー取引を行った容疑で裁判にかけられ、“犯罪者”になる…という役だ。前出のテレビ局関係者は、普段の横山はそんな役柄とは真逆の優しい性格だと話す。
「関ジャニのライブで、会場の車椅子ゾーンや小さい子供と一緒に座る人向けの着席ブロックまで足を運ぶことが多いんです。以前、車椅子席に横山さんの名前が入ったうちわを持った人がいました。横山さんはその人に気付くと、近くにいたスタッフに書くものをもらって、ステージから降りてその人の席に行ってサインを書いてあげたそうですよ」(前出・テレビ局関係者)。
朝ドラが終われば、出演者達はそれぞれの仕事に打ち込むことだろう。今回のドラマで培った経験を生かし、さらに“舞いあがる”こと間違いなしだ!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)