市村正親、「もう縁がないのかな」から一転… 『松尾芸能賞』大賞にダジャレ交え大喜び
松尾芸能賞大賞を受賞した市村正親。挨拶では「大賞」に絡めて…?
29日、日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する「第44回松尾芸能賞」の贈呈式が都内で開かれ、俳優の市村正親が大賞を受賞。喜びを語った。
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■「もう縁がないのかな」から一転
市村は、2022年10月に主演ミュージカル『ミス・サイゴン』が上演900回超えを達成。テレビドラマや映画、そして数多くのミュージカルの再演など、演劇界を牽引し続ける意欲的な活動を評価されての大賞受賞となった。
実は第19回松尾芸能賞でも優秀賞に選ばれており、「もう縁がないのかなと思っていましたが、今回大賞をいただけることが決定して」と喜び、「なによりうれしかったのは、優秀賞のときより名前が一段と大きくなって(笑)」と笑わせる。
「これは『もっともっと大きな俳優になれ』という励ましの賞だと思っております。今年74歳になりましたが、もっともっと大きな俳優を目指して頑張っていきたいと思います!」と力強く宣言。
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■「あんたが大将」ということで…
贈呈式後の囲み取材では、「俳優生活50年の年に大賞をいただいて『あんたが“大将”』ということで(笑)、頑張っていきたいと思います」とダジャレであいさつ。
これを受けて、優秀賞を受賞した女優の天海祐希も「私は『大将』に続いて、元気に頑張っていきたいと思います」と続け、「育てていただいた諸先輩方、そしていつも応援してくださっているファンのみなさんに、おかげで受賞することができましたと報告したいです」と笑顔を見せた。
2人のほか、優秀賞を三山ひろし、尾上菊之助、山村友五郎、吉田玉男、新人賞を田淵愛子、功労賞を林家正楽が受賞した。
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(文/Sirabee 編集部・たつき あつこ 写真/HIRO)