楽しみだった花見なのに肝心の桜が… 約4割の人が間に合わずにガッカリしていた
今年の桜の開花は例年より早い。花見の前に散ってしまわないかドキドキしている人もいるのでは…。
満開の桜を見に行こうと楽しみにしていたのに、いざ行ったときには葉桜になっていたという人もいるのではないだろうか。
■花見の前に桜が散ってしまった
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で43.6%の人が「花見の前に桜が散ってしまい残念な想いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は40.4%、女性は46.3%という結果になっている。
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■花見会をする頃には葉桜に…
編集部が話しを聞いた40代の女性は、「町内会の花見会がいつも4月に入ってからなので、せっかく集まってもほとんど花が散っていることが多くて…」と述べた。
花見にかこつけて集まることが目的ということもあり、毎年葉桜を眺めながら楽しんでいるが、たまに満開の時期と重なると、やっぱりこれが本当の花見だよなと喜びもひとしおなのだそう。
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■雨の中をドライブしながら花見
週末が雨だと結局見頃を過ぎてしまうという30代の男性は、「家族で花見に行こうと思うのですがどうしても週末しか時間が取れず、ちょうど見頃になったと思うと雨が降ったりするので…」と述べた。
次の週まで待つといっても散ってしまってはもったいないので、雨の中を車で走り、車窓からの花見を楽しんだ年もあったという。
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■例年より早い開花にハラハラ
春を迎えるこの時期は、低気圧と高気圧が入り乱れ、天候も不安定になりがちだ。「花時雨(はなしぐれ)」、「菜種梅雨(なたねづゆ)」、「催花雨(さいかう)」など、この時期の雨を表す言葉がいくつもあることからもそれは伺える。
気象庁の発表によると、今年の桜の開花はほとんどの地域で平年より早いという。まだこれからの花見を計画しているという人は、一雨降るごとに、散ってしまわないかとハラハラしているのではないだろうか。楽しいイベントが無事終了するまで、美しい桜の花が咲いていてくれることを祈るばかりだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)