本のタイトルにある「少女」たちの運命は? 男性作家は女性に比べてある傾向が…
実際には「少女」じゃないことも? タイトルに「少女」が含まれる本の調査結果が面白いことに。
■男性作家は殺害しがち?
マンデルさんは、タイトルに書かれた「少女」の生存率にも注目した。彼女たちの85%は生きており、14%は死亡あるいは行方不明、残り1%未満はアンデッドだった。
しかし、著者の性別で分けて同じ分析をすると、男性作家は女性作家よりもはるかに高い確率でその少女を殺害してしまうのだという。
マンデルさんによると、著者が女性の場合の「少女」は90%の確率で生きていたが、男性の場合は68%まで下がり、残りは死亡または行方不明になっていた。
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■すぐには変わらない傾向
男性の本で「少女」の死亡率が高くなる理由について、「これを完全に説明する要因は考えられません」とマンデルさんは語る。
一方で、女性の本では低くなる理由については「女性はタイトルに『ガール』を入れた自身の回想録を書く可能性が高く、その場合、少女の生存率はほぼ100%でしょう」とした。
またマンデルさんは、自身の分析からこのような傾向は一過性のものではなく、すぐに終息する可能性は低いと予測している。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)