意外と知らない“リサイクル不可なダンボール” 「まぜないで!」注意喚起も…
マシンガンズの滝沢秀一が、“リサイクルできないダンボール”について喚起した2枚のポスターを公開。知らずに出していた人も多いのでは…?
ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が14日、自身の公式ツイッターを更新。ダンボールを捨てる際の注意点について呼びかけた。
【画像】ダンボールの捨て方に関する禁忌を訴えたポスターに「コレは大切」の声。
■油で汚れた紙は可燃へ
この日、「僕の行っている紙屋さんのトイレに貼られているポスターです」と1枚の写真を投稿した滝沢。
画像には2枚のポスターが写っており、“油汚れが付着した段ボール”“ロウ引き段ボール”との注意書きが…。大きなバツ印とともにそれぞれ「まぜないで!」「リサイクルできません」と記されている。
どこか必死感のあるポスターだが、これを見て「処理場で困ると思えば、何でもかんでも持っていく訳にもいかないよな〜なんて思います」と滝沢。なお、「油で汚れた紙は可燃で大丈夫ですよ!」とも呼びかけている。
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■加工・油・ニオイ…全て“異物”
“混ぜればごみ、分ければ資源”のダンボールだが、なかにはリサイクル不可なものも存在する。
滝沢は過去にも“ケンタッキーの容器やピザの箱”、“紙コップやポテトの紙ケース”などが資源に出せないことを明かしており、加工や油からニオイまで、とにかく“異物”はリサイクルの妨げになるよう。
そのため油汚れの付着したダンボールはもちろん、ワックス(ロウ)を表面に塗布、またはワックスにどぶ漬けする防水加工を施された“ロウ引きダンボール”もNGになる。表面を触るとロウが手に付着し、少し滑るような感覚があるのが特徴だ。
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■“ロウ引き”これから出回る可能性も
ロウ引きダンボールは、主に輸入青果物などに使用されるため一般家庭にはあまり縁がなさそうではあるが、レジ袋有料化に伴い、昨今ではスーパーなどの持ち帰り自由なダンボールを袋代わりに利用するケースも増えていることから、人よっては手にする機会はあるかもしれない。
ちり紙交換の仕事をしているという人からは「これが製造過程で混入するとバカでかい原紙のロールが丸々パーになる可能性があります、これだけは可燃ゴミでの処理をお願いします!!」との声も寄せられている。
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■「何でもかんでもじゃないんだ」
これらダンボールの禁忌について「ダンボールも何でもかんでもじゃないんだ」「コレは大切なことですね!」との声が上がり、「奥が深すぎ」「こういうポスター掲示物がほしい」というユーザーも。
また、なかには「ロウ引き段ボールは滅多に見ないけど…クラフトテープもロウ引きのがあるので、段ボールから剥がしてみよう!」との声もみられた。