にんにくより美味しい! 「江戸時代のかつおの食べ方」がある意味斬新
江戸時代にはかつおをにんにくではなくからしで食べることが多かったのだとか。実際に試してみると…。
いまが旬の初がつお。スーパーでもよく見かけるようになってきたが、多くの場合ににんにくかしょうが醤油で食べるだろう。
しかし、生魚の保存が難しく、かつおがいまよりも人気だった江戸時代は、違った薬味でかつおを食べていたようだ。
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■その薬味とは、「からし」
その薬味とは、「からし」。江戸時代にはかつおにからしは定番だったようで、かつおとからしが出る川柳はいくつも存在する。
また、つけるのも醤油ではなく酢や煎り酒など、別の調味料を使うこともあったようだが、今回は一般的に手に入りやすい醤油とからしで食べてみることにした。
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■かつおの味をより感じられる食べ方
気になる味だが、かつおの生臭さをからしがほぼ完全にシャットアウトし、ツンとくる風味で臭みを感じず食べられてかなり美味しい。にんにくのようにそれ自体のかおりでカバーするタイプではないため、かつおの味をより感じられる食べ方だ。
鮮度が落ちやすいかつおをからしで食べるのは、令和になっても美味しいと感じられる食べ方であった。にんにく味が苦手な人は、ぜひ試してみてほしい。
江戸時代にはかつおをにんにくではなくからしで食べるのが定番だったらしいので、スーパーで半額で売られていたかつおで試してみた。にんにくと違ってかつおの臭みをカバーするのではなく消してくれるタイプの薬味なので、かなり美味しい。ショウガよりもいいかも? pic.twitter.com/GGdAiQIjC5
— 熊田熊男 (@yamasan15588510) April 13, 2023
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)