岸田文雄首相、「街頭演説の場に立ち続けます」と決意 爆発物投げ込み受け
街頭演説前に爆発物を投げ込まれた岸田文雄首相。「大切な選挙を国民の皆さんと力を合わせて…」と声明を発表した。
街頭演説の会場に爆発物を投げ込まれた岸田文雄首相が15日、自身の公式ツイッターを更新。「私は街頭演説の場に立ち続けます」と声明を発表した。
■威力業務妨害容疑で逮捕
同日、衆議院の補欠選挙の応援演説で和歌山・雑賀崎漁港を訪れた岸田首相。演説を始めようとしたところ筒状のようなものが投げ込まれ、その瞬間、大きな爆発音が。
不審物を投げ込んだと見られる男性はその場で取り押さえられ、威力業務妨害容疑で逮捕。岸田首相にけがはなかったという。
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■「街頭演説の場に立ち続けます」と決意
昨年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件に続くテロ行為。
日本中が震撼する中、岸田首相はツイッターを更新し「いま私たちは、私たちの国にとって民主主義にとって最も大切である選挙を行っています。この国の主役である皆さん1人1人の思いをしっかり示して頂かなければなりません」と投稿。
そして「その思いで私は街頭演説の場に立ち続けます。この大切な選挙を、ぜひ国民の皆さんと力を合わせて、最後までやり通す覚悟です」と伝えた。
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■「どうかお気をつけて」「ご無事でよかった」
応援演説を継続する決意を明かした岸田首相。
コメント欄には「どうかお気をつけて」「びっくりされたことでしょう。ご無事でよかったです」「もう2度と悲劇は見たくありません。どうか警備・警護には細心の注意をお願い致します」「決して屈することなく、頑張って下さい」などのメッセージが寄せられている。