『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』クリアレビュー、映画の世界観を超高難易度で堪能 細部の作り込みが完璧な神作
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』クリアレビュー。完成度の高さと難易度の高さがクセになる…。
Electronic Artsが4月28日に発売するアクションゲーム『Star Wars ジェダイ:サバイバー』。そこで今回は、その前作に当たる『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』をネタバレなしでレビューをしていくぞ。
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■若きパダワンとなってジェダイ復興を目指す
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は、映画『スターウォーズ』シリーズにおけるエピソード3とエピソード4の間のストーリーを描いた作品。若きパダワン(ジェダイ見習い)であるカル・ケスティスとなり、ジェダイ・オーダー再建のために、失われた古代文明の謎に迫っていくといったストーリーとなっている。
なお、同作は『エーペックスレジェンズ』や『タイタンフォール』シリーズを手がけたRespawn Entertainmentが開発を担当しており、『スターウォーズ』シリーズとしての完成度はもちろんのことアクションゲームとしてもかなりの出来栄えとなっており、ファンからの反響があがっていた作品だ。
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■ギリギリな戦いを楽しめる難易度
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』はゲーム性の高さがスゴい。というのも、同作はめちゃくちゃ難易度が高い。ゲームプレイをする際に必須の技術として、敵の攻撃を弾く「パリィ」が存在しており、いわゆる「ソウルライク」な作品となっている。正直、パリィができないとボスはもちろんザコ敵のストームトルーパーにボコボコにされるレベルだ。
もちろん、ゲーム難易度はプレイ中に変更できるため実力にあった難易度でプレイすればクリアできるようになっているのだが、敵の攻撃を2~3発食らっただけでゲームオーバーになるギリギリの戦いを楽しむことができる。
同作では、これがパダワンであるカルが本物のジェダイになっていく様子を描いているのだが、ストーリーが進むにつれてスキルポイントを消費してスキルを獲得して強くなっていくことで、本編とうまく連動している感覚に陥る。これは本編の難易度の高さを上手く活かしており、ストーリーに没入できる良い工夫のように感じられた。
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■細部の工夫が完璧すぎる
『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』には、映画『スターウォーズ』シリーズファンなら嬉しい細部の工夫が数多く存在する。個人的に興奮したのは、シリーズにたびたび登場する帝国地上軍が使用した4脚歩行の戦闘ビークル・AT-ATに乗り込むシーンだ。映画では登場キャラらが乗り込むことはなく、内部の様子が描かれることはなかったのだが、同作では自分で動かして攻撃することも可能なのだ。
他にも、シリーズに登場するジェダイらはその人ごとにライトセイバーの色が違うのだが、同作ではライトセイバーの色を自分で決めることが可能。記者は、マスターメイス・ウィンドゥが好きなこともあり、紫色に設定した。他にもアナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービと同じ青色や、ヨーダ、クワイ=ガン・ジンらと同じ緑色にも設定することができるため、推しジェダイのライトセイバーカラーに合わせるのがオススメだ。
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■クリア時間は15時間程度
同作では、帝国軍によるジェダイの粛清「オーダー66」の頃のストーリーにも触れており、基本的に映画『スターウォーズ』シリーズのエピソード1、2、3を踏まえておくとより楽しめるかもしれない。
また4月28日に発売する『Star Wars ジェダイ:サバイバー』では、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』にはなかった型といった新要素も登場するため、より新鮮なゲーム体験ができることだろう。『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は15時間程度でクリアできるため、このタイミングで始めればギリギリ『Star Wars ジェダイ:サバイバー』の発売に間に合うかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)