ミシュラン一つ星・鳥羽周作シェフが手掛ける「日本一のもんじゃ焼き店」ついに最終段階に進む

鳥羽シェフ監修のもんじゃ・お好み焼き店「じゅうじゅう」、わりとガチ目なシェフのお説教があった翌週に奇跡が起きた。

2023/04/19 05:30


ミシュラン一つ星を4年連続獲得するだけでなく、YouTubeやTwitterなど、多くのメディアで活躍する鳥羽周作シェフ。

彼が手掛ける飲食店は多数あるが、その中でもいま一番シェフの気合が入っている店といえば、埼玉県戸田市にあるもんじゃ焼き・お好み焼き店「じゅうじゅう」だ。


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■わりとガチ目な鳥羽シェフのお説教

4月28日のオープンに向けて準備は着々と進んでいるものの、先週の試食会では、わりとガチ目な鳥羽シェフのお説教がスタッフに向けられていた。

それもそのはず。オープンまで1か月もないのに、もんじゃ焼きの焼き方やその他料理の完成度がまだまだの状態になっており、到底日本一を名乗れるレベルには達していなかったのだ。


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■レシピは最上級なのだが…

レシピ自体は鳥羽シェフが監修しているので最上級なのだが、それを焼くスタッフの技術が伴っていなければいくらレシピが良くても意味がない。

試食会は重い雰囲気のまま終わり、不安を残したまま翌週の試食会が17日深夜に行われた。


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■「Hotel’s」の木田シェフも出席

17日の試食会には、鳥羽シェフがプロデュースするレストラン「Hotel’s」の木田シェフも出席。先週よりもガチな面子で行われた試食会の結果は…。

じゅうじゅうの店長いわく、1週間で50回ほどの練習を重ねたらしく、素人が見ても確実に技術が上がっている。これには鳥羽シェフも大喜びで、笑顔でスマホを向けて店長の焼き方を撮影していた。


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■大絶賛する鳥羽シェフ

「めちゃくちゃレベル上がってる! これは美味しいよ!」と大絶賛する鳥羽シェフ。キャベツを鉄板の上で細かく刻み火を通すことで甘みを引き出しつつ、土手の粘度を上げてゆっくりと焼き上げたカレー南蛮もんじゃは、素材や出汁の味がしっかりと感じられる絶品。

お好み焼きはふたをして蒸すことで、中心はパンケーキのようにフワフワに。1週間でここまでクオリティを上げるなんて、精神と時の部屋でもんじゃやお好み焼きの練習をしたのではと疑ってしまうほどだが、相当な努力をしたのだろう。


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■世界一への第一歩を踏み出した

オープンまであと10日を切った鳥羽シェフプロデュースのもんじゃ焼き・お好み焼き店、世界一への第一歩をやっと踏み出したのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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