久間田琳加、『犬神家の一族』出演 重厚な物語で唯一の“明るいスパイス”
久間田琳加が、きょう22日と29日放送の『犬神家の一族』に出演。吉岡秀隆との初共演についても語っている。
モデルで女優の久間田琳加が、きょう22日と29日よる9時にNHK BSプレミアムとNHK BS4Kにて放送されるドラマ『犬神家の一族』に出演する。
■前後編各90分のボリューム
同ドラマは、1950年に発表され、これまで何度も映像化されてきた横溝正史の小説を、前後編各90分のボリュームでドラマ化。
戦後まもなく、那須湖畔の広大な屋敷で、財界の大物・犬神佐兵衛が他界。戦争によるケガのためマスクで顔を覆った孫の佐清が復員してくる。
勢ぞろいした一同の前で発表された佐兵衛の遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという内容だった。反目し合う松子(大竹しのぶ)ら3人の佐兵衛の娘たち。そして、湖を訪れていた探偵・金田一耕助(吉岡秀隆)の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死をとげてゆく…というミステリーだ。
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■重厚な物語のスパイス
久間田が同作で演じるのは、金田一が宿泊するホテルの女中・加代。彼女が勤めるホテルが事件の舞台になるところから物語が始まる。
女中役は、過去には2006年公開の映画版で深田恭子が演じたこともあり、重厚な物語の中で唯一の明るいスパイスとなる役柄。今作の脚本を手がけた小林靖子氏も、好きなキャラクターとして加代を挙げており、ドラマの中でどのように描かれているか注目だ。
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■「身の引き締まる思い」
放送を前に、久間田のコメントが到着している。
久間田:歴史的なシリーズへの参加を知ったときは、私もこの世界の一員になれるんだ! と胸が高まり、撮影当日は身の引き締まる思いでした。
実際に岡山県の自然豊かな景色を見た瞬間、本当に金田一耕助シリーズ『犬神家の一族』の世界に飛び込むことができ、とても楽しむことができました。
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■吉岡とは初共演
久間田:吉岡秀隆さんとは初めて共演させていただいたのですが、休憩中はお話をしてくださって緊張をほぐしてくださりながらも、カメラが回ると一気に金田一さんの姿で、一緒にお芝居をしていて目を離せない瞬間がいくつもあり引き込まれました。俳優の先輩方のお芝居を直近で見ることができ、とても貴重な時間になりました!
吉田(照幸)監督とも初めてご一緒させていただいたのですが、短い撮影期間にも関わらず、お会いするたびにコミュニケーションをとってくださり、たくさんのことを勉強させていただきました。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)