自分なんて… 約5割が抱いている「才能」にまつわるネガティブな感情
自分に自信を持つことは大切ですが、なかなか難しい人も…。
「これならば誰にも負けない」と、自信を持って言えるものはあるだろうか。自分が得意とするのもがわからず、「なにも才能がない」と感じている人も多いようだ。
■約半数「自分には才能がない」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「自分自身」に関する意識調査を実施したところ、全体で49.5%の人が「自分にはなにも才能がないと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が46.2%、女性が52.8%となっていた。
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■若い世代に多く
性年代別では、男女ともに10〜20代が一番高い割合になっている。
まだ若い頃には、自分がなにに向いているのか気づけないのかもしれない。
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■自分には秀でたものがない
自分には秀でたものがないと落ち込む20代女性は、「昔からどんなことでも、平均的にはこなせるタイプでした。しかしなにも秀でたものがないのが、自分にとってはコンプレックスに思っているんです。『なんの特徴もない人間』だと思うと、虚しい気持ちになってきますね」と自分の気持ちを述べた。
しかし友達からは評価をされたようで、「何気なくそんな話を伝えると、『多くのことを、そつなくこなせるのはすごい』と励まされたんです。コンプレックスに思っていたところが、他の人から見れば長所に見えるのだと知って驚きましたね」とも話していた。
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■できることを見つける
ツイッターでは、「自分って、何の才能があるんだろうか。『自分は才能ないんじゃね』って思えてくる」や「ほんと自分って才能ないんだなって、痛感しまくっている今日この頃。何もいいものがない、何も得意なものがないな」などネガティブな投稿も。
一方で、「コツコツ作業できるのも立派な才能。できないことばかりではなできることを見つけると、自分の可能性を広げられる」や「何事も、やってみるからこそ自分事と思えるようになりますよね。まずは才能を生かせる場所を見つけるところからと思っています」など前向きな意見も見られた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代男女1,000名