錦戸亮、ジャニーズ退所から4年の「真の評価」 新たな才能を発揮して…
4年ぶりにテレビドラマに出演する錦戸亮。ジャニーズを辞めてからも、彼の仕事ぶりは高く評価されている。
14日から放送される連続ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHKBSプレミアム・BS4K)に、錦戸亮が出演する。錦戸がテレビドラマに出るのは、4年ぶりだ。
ジャニーズ退所後、錦戸は幅広い分野で評価されていて…。
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■ジャニーズを辞めて4年
錦戸は1997年にジャニーズ事務所へ入所。NEWS、関ジャニ∞のメンバーとして活動し(NEWSは2011年に脱退)、絶大な人気を誇った。
19年にジャニーズを退所後は、ソロアーティストとして全国ツアーを開催したり、21年の配信映画『No Return』で主演を務めるなど俳優としても活躍している。今回のドラマでは主演の河合優実の父親役で出演。
錦戸がテレビドラマに出演するのは、19年の『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)以来4年ぶりで、独立後初となるため、ファンの期待も高い。
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■俳優として「強い武器」
ジャニーズ時代は、05年の『1リットルの涙』(フジテレビ系)での優しい青年役、08年の『ラスト・フレンズ』(同系)での妻にDVを働く冷酷な男役、14年の『ごめんね青春!』(TBS系)での少々頼りない教師役…と、幅広い役をこなし、高い演技力を持つ錦戸。
あるテレビ局関係者は、「俳優・錦戸」の魅力をこう語る。
「18年の映画『羊の木』のような“普通の人”役も上手いです。一見、平均的な男性を演じるのは易しいように見えるかもしれませんが、じつはキャラクターが立っていない分、ちょっとした表情やセリフの抑揚など細かい演技力が必要なので難易度が高いんです。年齢を重ねるにつれて、そうした役をできるのは強みになると思いますよ」(テレビ局関係者)。
今回の役も、主人公である高校生の女の子を優しく見守る父親役なので、錦戸の強みを生かせそうだ。
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■音楽センスにも磨きをかけて…
独立した直後の19年10月には作詞作曲、編曲をすべて自分で手がけた『NOMAD』をリリースし、ソロで音楽活動をしている。ジャニーズ時代は、関ジャニの元メンバー・渋谷すばると共にメインボーカルを務めるなど、歌唱力の高さにも定評があった。
ソロデビュー後はさらに磨きをかけているようだ。「ライブでもほとんど音を外さず、リズム感も安定しています。ジャニーズ時代は少々声量が足りない部分もあったのですが、ここ数年はその辺りも改善された印象です。自分で作詞作曲した曲では、心に響くフレーズが入った曲も多いと思います。ソロアーティストとして着実にスキルアップしていますよ」(前出・テレビ局関係者)。
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■新たな才能も発揮
俳優、ソロアーティストに加えて、新たな才能も見せている。20年から元KAT-TUN・赤西仁と共に続けているYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』だ。
前出のテレビ局関係者は、この動画の反響は大きいと話す。
「イヤホン、ランジェリー、日本酒など、様々な企業とコラボし、自分達で商品もプロデュースしています。昨年、2人がプロデュースした香水は話題になり、売り切れになる店舗もありました。身近な商品のプロデュースに関わっているので、錦戸さんをより身近に感じるファンも増えたのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。
独立して4年経っても、挑戦を続ける錦戸。これからも、そんな彼の姿勢はたくさんのファンを笑顔にすることだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)