7割以上の人が否定されてイライラ 好きだと知ってそんな言い方しなくても…
相手にとって大切なものは、自分の好みではなくても尊重したいものだ。
「どこがいいの?」「良さがわからない」、そんな言葉で誰かの気持ちを踏みにじってはいないだろうか…。
■好きなものを否定されてイライラ
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で74.0%の人が「好きなものを否定されてイラッとしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は70.4%、女性は77.0%という結果になっている。
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■好きだと言った途端に否定され興ざめ
編集部が話しを聞いた40代の女性は、「友人とランチをしているとき、今はまっていることが話題になったので、自分が好きなアーティストを伝えたら、私はタイプじゃないと即座に言われてビックリしました」と述べた。
別に、一緒に応援してくれと頼んだわけでもないのだから、敢えてそんなことを言わなくてもいいのに、と興ざめしてしまい、それ以来その友人とは会わなくなってしまったという。
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■録画するだけで不機嫌になる夫
好きな俳優について夫が認めてくれないという30代の女性は、「私が好きな俳優が出ているドラマや番組がレコーダーに録画されているだけで不機嫌になるのでイラッとします」と述べた。
新たな番組が録画されているのに気が付くと「こいつのどこがいいんだよ…」とため息をつかれるので、気づかれないうちに見て消さなければならず、繰り返し見たいのに残念で仕方ないと不満そうに語った。
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■否定的な意見が決定打となり疎遠に
好みも興味も人それぞれで、自分が好きだからといって相手もそうとは限らない。そうは言っても、やはり、好きなものを否定されてしまうと腹立たしく感じるもの。中には、思い入れがあることへの否定的な意見が決定打となり友人関係が終わってしまったという人も。
自分が興味を持てるかどうかという問題はあるだろうが、相手の「好き」という気持を尊重するのは誰にでもできること。無神経な言葉が原因で修復不可能な関係になってしまわないように、相手の気持ちに寄り添えるゆとりを持っていたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)