大谷翔平が今季5勝目 サイクル安打目前でスタンドから“異例のブーイング”も
オリオールズ戦に登板した大谷翔平が今季5勝目をマーク。初の先発投手によるサイクルヒット達成にも期待が集まるも…。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が16日(現地時間15日)、オリオール・パークで行われたボルティモア・オリオールズとの試合に3番・投手で先発出場。ツイッターでは関連ワードが続々とトレンド入りするなどファンの話題を呼んでいる。
■5失点で首を振る仕草も
投手としては、初回は三者凡退で終えるも、2回にアダム・フレージャー選手に2ランを許し、4戦連続の被弾に。3回には2死1塁からアンソニー・サンタンダー選手に2ランを許す。5回にもセドリク・ムリンス選手にソロを被弾した。
7回98球を投げて4安打(3本塁打)5奪三振、2四球で、勝ち投手の権利を得て降板したものの、ベンチに戻る際には首を振る仕草も見せた。
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■打っては大活躍
一方、打者としては3回の第2打席にライト前ヒットで2得点につなげる。4回の第3打席では打った瞬間に確信する特大の9号3ランを放ち、MLB公式ツイッターも「Shohei Ohtani knew he got all of this one」と紹介した。
第4打席では右中間への3塁打を放ち、今季4回目となる1試合3安打で自らを援護。チームも打線が爆発して9−5でエンゼルスが勝利し、大谷選手が今季5勝目を挙げた。
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■「同じ人間なのに不思議」の声
ツイッターでは、「オオタニサン」「大谷翔平」「投手大谷」「打者大谷」など関連ワードが続々とトレンド入り。「大谷投手最近よく点とられるけど、きょうは打者大谷に助けられてるな」「投手大谷がピリッとしないから、しゃーないから打者大谷が援護するというお話、面白すぎる」「投手大谷が調子悪いと打者大谷が元気になるのかな…同じ人間なのに不思議」との声が。
さらに、「打者大谷、投手大谷を援護する3ランホームラン! なんやこれゲームか?」「投手大谷がちょっと調子悪いから打者大谷が3ランで援護してた」「3点入れてるから実質2失点のパワープレイ」といったコメントもみられた。
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■サイクル安打に敵地ファンも期待
第2打席にシングルヒット、第3打席でホームラン、第4打席で3塁打を放ち、後は2塁打が出れば史上初の「先発投手によるサイクルヒット達成」となるため、大いに注目を集めた。しかし、第6打席はレフト前ヒットとなり、惜しくも達成はならず。敵地での試合にもかかわらず、サイクル安打を期待したスタンドから異例のブーイングが起こる一幕もあった。
これには、「大谷さん7回5失点で5勝目 打っては4安打3打点1ホーマー、またも先発登板日にサイクルヒットリーチ、相変わらず情報量が多い(笑)」「勝利投手がその試合でサイクル未遂してるとか、やっぱり普通じゃないよねぇ」と改めて驚く人も見受けられ、「サイクルヒットはきっとまたチャンスあるよ」「サイクルヒットでの伝説達成ならず、しかし、いつかはやってくれそう感がすごい」と期待する声も寄せられている。