賞味期限が気になるのは「買う時」か「食べる時」か 5割の答えは…
最近は食品ロス削減のために「手前取り」を推奨するスーパーやコンビニも。賞味期限を気にするのはどんな時なのか。
かつては偽装するメーカーなどがあって大きな問題となった賞味期限。店頭で賞味期限がなるべく長いものを買おうとする人がいる一方で、昨今は、SDGsの流れもあり、食品ロスを減らすためにより賞味期限が近づいた「手前取り」も推奨されている。
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■購入時だけでなく…
賞味期限は、お店でだけ気にしても意味がない。買ってきたまま料理に使わず、賞味期限が過ぎたり、腐らせてしまったりすることも。
また、お店では賞味期限を気にして買うが、家ではそれほど気にしない人やその逆パターンの人もいるかもしれない。世間は一体、どのように賞味期限に向き合っているのだろうか。
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■5割が「購入時も食べる時も」
Sirabee編集部が、4月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に賞味期限について調査したところ、「購入時も食べる時も気になる」という人が最も多く、47.5%に及んだ。
次に多かったのは「購入時は気になる」で31.8%。「食べる時は気になる」が13.0%。賞味期限が気にならないという人は、わずか7.7%だった。
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■女性のほうが意識
なお、食料品の買い出しをする頻度が異なるせいか、今回の調査結果では男女差も顕著に。男性では、「購入時も食べる時も気になる」という人が女性より10ポイント近く少なく、また、そもそも賞味期限を気にしない人も1割に迫っている。
女性は8割以上が購入時に賞味期限を気にしていることも明らかとなった。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ!』(宝島社新書)。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)