スターダムの“貴婦人”桜井まいが絶口調 再び高橋奈七永を「庶民レジェンド」とバッサリ
発表会見でも「庶民レジェンド」と高橋奈七永をバッサリ。「おパッション注入マッチ史上最高の試合をお見せします」と宣言した。
ブシロード傘下の女子プロレス団体・スターダムが『NEW BLOOD 9』東京・品川インターシティホール大会の対戦カードを発表。
5.14 東京・後楽園ホール大会で、突然“貴婦人”桜井まいが逆指名したパッション注入マッチ、高橋奈七永と桜井の一戦が正式に決定した。
■後楽園でも高橋を挑発
後楽園大会では貴婦人が「次の『NEW BLOOD』でワタクシがあなたのパッション注入マッチに志願してあげてもよろしくってよ。ワタクシが言ってるんだから、もちろん受けるわよね?」と挑発。
奈七永は「オマエさぁ。最近プロレスのことより、マイクのことばかり考えてんじゃねぇの?」と正論を吐くと、他人に言ってる分には面白かったけど、私にも言って来たなテメェ! ボコボコにされてぇのか? オマエにパッションを注入してやるよ!」と対戦を受諾した。
桜井は「いろいろ言ってくれるじゃない。おだまりなさい! この庶民レジェンドが!あなたが女子プロレス界の人間国宝なら、ワタクシは女子プロレス界のローランドになりますわぁ〜! この世には2種類のプロレスラーしかいない。ワタクシ貴婦人様か、それ以外よ!」と言い放っている。
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■「庶民レジェンド」とバッサリ
今回の発表会見に奈七永は欠席したが、貴婦人はこの日も絶口調で「みなさま、ごきげんよう。リングの貴婦人こと桜井まいでございます」と切り出す。
さらに「高橋奈七永、いえ、庶民レジェンド! アナタのことは女子プロレス界の人間国宝として、とてもすごいお方なのは承知しておりますが、でもしょせんは庶民でございます!」とバッサリ。
「ワタクシは、女子プロレス界のローランドとして、ワタクシか、わたくし以外か、それ以外、ワタクシ以外しかいない、この女子プロレス界をより活性化したいと思い、今回、おパッション注入マッチを自ら志願いたしました」と貴婦人劇場を展開する。
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■貴婦人を貫けるか
さらに「ワタクシが志願してあげたんだから快く承諾してくれたことまではいいのですが、庶民の分際でボコボコにしてやるとおはしたないお言葉をお吐きになるなんて、そのようなお言葉、わたくし初めて言われましたわ!」
「まあ、いいでしょう。おパッション注入マッチ史上最高の試合をお見せします。下々の庶民、見ておきなさい。それでは、ごめんあそばっせ!」と終始上機嫌で貴婦人ポーズを決めていた。
パッション注入マッチは、毎回死闘になるのが慣例になっており、桜井がどこまで貴婦人を貫けるのか、多いに期待したい。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)