なんでも聞いてこないで… 約9割が「質問する前に」やるべきだと思うこと
なにか疑問がある場合には、まずどのような行動を取るだろうか。
わからないことがあれば、まずはどのような行動を取るだろうか。インターネットなどを利用して、自分で調べる人も多いだろう。一方で、誰かに質問して解決しようとする人もいるようだ。
■約9割「質問する前に調べるべき」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で88.8%が「質問する前に自分である程度調べるべきだと思う」と回答した。
男女別で見ると、男性が88.3%、女性が89.3%となっていた。
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■責任を取りたくないために
後輩によく質問をされる20代女性は、「頼られているのはうれしいのですが、さすがにパソコンの使い方などネットで調べればするにわかることで時間を取らせないでほしいと思ってしまいます。私自身の仕事もあるため、後輩だけに時間を使うことはできないので…」と不満を述べた。
質問が多いのは責任から逃れるためだと思ってもいるようで、「なにかトラブルが起きたときでも、『先輩に聞いたので』と言い訳ができますからね。ただそれでは、成長ができないと思うんです」と続けた。
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■頭に浮かんだことをすぐ口に
自分がよく質問してしまう30代女性は、「私は頭に浮かんだことを、すぐに近くの人に話してしまう癖があるんです。仕事でも隣の席の後輩に、『これって、どうだったかな?』とよく聞いていて…。後輩は優しく教えてくれますが、心の中では嫌な気持ちになっているかもしれませんね」と語る。
迷惑になっているとも思っており、「個人的には、独り言みたいなものだと思っています。ただ相手にする必要があるので、それが迷惑だと思います」とも話していた。
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■質問しても、自分で考えても…
職場での質問で悩む20代男性は、「先輩に質問しすぎると、『少しは自分で調べて』と言われます。しかし自分の判断で仕事を進めると、『きちんと確認して』と注意されるんです。仕事の重要度にもよるのだと思いますが、どこまでが自分で調べてやっていいのかの判断が難しくて…」と愚痴を漏らす。
明確な答えがない悩みだとも思っているようで、「その日の先輩の気分とかも影響している気もするので判断が難しいですね」とも言っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代男女1,000名