オリックス連敗を新外国人セデーニョが止める 「チームの助けになったいい打撃だった」【週刊バファローズ2023】
首位陥落し連敗にも苦しんだ先週のオリックス・バファローズ。ただ、打線の目覚めは交流戦に向けて朗報か。
■セデーニョが救世主に
そしてこれ以上の連敗は許されない3戦目。育成から昇格し、この3連戦から一軍に合流した新外国人のセデーニョが2安打3打点の活躍するなど打線が奮起。今シーズン最多の10得点でブルペンデーとなった投手陣を援護して快勝。連敗を止めた。
試合後、セデーニョは「チームの助けになったいい打撃だった」と語ると「チームメートと楽しみながらやっていきたい。毎日ヒットが出ればなおいい」と笑みを浮かべていた。
中嶋監督は「右バッターが頓宮(裕真)を含めて反対方向に打ってくれたというのは対策の効果かかなと思うし、西野(真弘)もよく打ったし。左バッターもホントうまく攻略してくれた」と打撃陣を評価した。
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■得意の交流戦までまもなく
交流戦前に打線が目覚めたのは大きい。
23日からは東北楽天ゴールデンイーグルスと、今年初の兵庫・ほっともっとフィールド神戸での2連戦が組まれており、26日からは埼玉・ベルーナドームで、埼玉西武ライオンズとの3連戦を終えたら、交流戦に突入する。
得意としている交流戦までに貯金はあればあるほど優位になるだけに、下位チームとの5試合は落とせないところだ。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)