おいしいと聞いたのに… 約9割が経験した「期待して食べた料理」への後悔
料理を食べるときには、できるだけおいしいものを食べたいと思う人が多いだろう。
「おいしい」と人に勧められるなどして、期待に胸を膨らませてお店に足を運んだ経験がある人も多いだろう。しかし期待したのに、味がいまいちだったパターンも多いようだ。
■約9割「期待した料理がいまいちで…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で90.3%が「期待して食べた料理の味がいまいちだった経験がある」と回答した。
男女別では、男性が85.0%、女性が95.3%となっていた。
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■友達がおすすめの中華料理店で…
友達が好きな中華料理のお店の味がいまいちだった30代女性は、「友達がよく利用するという、中華料理のお店に行くことになったんです。『ものすごくおいしい』と友達が言うので、とても期待していたのですが…。食べてみると中華のわりには味が薄くて、はっきり言ってあまりおいしいとは感じませんでしたね」と語る。
しかし本音を伝えることはできなかったようで、「ただこのお店の味を批判するのは、友達の舌を全否定することになると思いました。さすがにそれはできないと思った私は、友達には『おいしい』と嘘を伝えたんです。また誘われると、困ってしまいますが…」と続けた。
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■おいしいの基準は人それぞれ
「おいしい」の基準は人それぞれだと考える40代男性は、「おいしいかどうかは、人それぞれの基準だと思うんです。自分がおいしいと思ったものでも、他の人にとっては『まずい』と思うことだってあるでしょうからね。そのために、僕はあまり料理を『まずい』との言葉で表現しないようにしています」と思いを述べる。
表現の仕方に気を遣っているようで、「よく使うのは、『自分の口には合わない』という言い回しですね。これであれば、『自分には合わないけれど、他の人ならわからない』との濁した表現になるので…。ただ期待していた料理が自分の口に合わなかった場合は、やはり残念に思いますね」とも話していた。
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■口に入れてから「まずいんだった」
期待外れの料理を食べた人からは、「近くの中華料理屋で、会社の人に勧められた麻婆丼を頼む。他の男にも過去勧められていたので期待していたのに、大失敗である」などのツイートも。
またお店に入ってから味を思い出すケースもあるようで、「お店に入って注文した料理を口にいれた瞬間。『あー! この店まずいんだった』と思い出す。お店に入る前に、思い出せ自分」との投稿もされていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名