紫吹淳、“父さん”の死去にショック 「身体の一部をもぎ取られた様な…」
“父さん”こと恩師の羽山紀代美さんが死去。紫吹淳が思い出の写真を添えて追悼する。
元宝塚歌劇団月組トップスターで女優の紫吹淳が13日、自身のインスタグラムを更新。宝塚の振付師で理事も務めた羽山紀代美さん(享年78)を追悼した。
■羽山さんを「父さん」
紫吹は10日、ライブを開催していて、オープニングでは「宝塚時代に先生に振付して頂いた場面の曲」を歌っていた。そんな日に、恩師の訃報が飛び込んできて「何故なのか…」と衝撃を受ける。
「マコちゃん先生」の愛称で宝塚の生徒に慕われていたという羽山さん。
一方、紫吹は「本当にたくましくときにクール」な姿を見て、いつしか「父さん」と呼ぶように。「人としてのあり方」「宝塚の男役としての美学」などを教わり、愛情たっぷりに育ててもらったという。
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■今があるのは恩師のおかげ
「あるときは弱り切っている私にティッシュの箱をポンと私の目の前にクールに置いて下さるそんな先生でした」と宝塚時代を振り返った上で「私が今も尚こうして紫吹淳として生きていられるのは羽山先生のおかげです」と感謝する。
「私だけではなく110年という宝塚の歴史の中で 沢山の生徒が先生に憧れ先生から学び 教えをこい 皆んなに先生の魂が 血と肉となり注がれています 先生の色や匂いを感じる瞬間その時間はこれからも決して消えることなく さらに輝きを放ち続け生き続けるものだと思います」と記した。
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■「身体の一部をもぎ取られた様な…」
そんな恩師とのお別れ。「こんなにもつらく苦しいやり切れない思いなんですね 身体の一部をもぎ取られた様な思いです そして涙って こんなに止まらないものなの…」とショックを隠せない。
「まだまだ時間はかかりそうですがいつか…羽山紀代美先生に捧げるダンスが踊れたら…父さん これからも私を 父さんのその素晴らしい色と香りで導いて下さいね」と天国の“父さん”に伝え、羽山さんの足元に座ってげんこつされているような思い出の写真を披露して追悼した。