大谷翔平が4試合ぶり2ケタ奪三振の力投 MLB公式も興奮「本塁打王は今夜…」
ドジャース戦で7回5安打1失点12奪三振と力投を見せた大谷翔平。ファンからはエンゼルス打線の奮起を願う声も。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が21日(日本時間22日)、エンゼル・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャースとの試合に「2番・投手」で先発出場。その力投をMLB公式ツイッターが伝えた。
■24本塁打で単独トップ
先週12日~18日(日本時間13~19日)には、7戦で6本塁打、23打数10安打、打率4割3分5厘、10打点をマークし、自身5度目となる週間MVPに輝いた大谷選手。ここまで24本塁打で両リーグ単独トップと、打撃では好調を示している。
投手としては、14試合に登板して6勝を挙げており、7勝目をかけてマウンドに上がった。
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■「本塁打王は今夜…」
大谷選手は1回を三者凡退、2奪三振に終えると、その後も2回、3回、4回といずれも2奪三振して自己最多ペースで重ねていく。4回にはフレディ・フリーマン選手に甘く入ったスライダーを運ばれてソロホームランを許したものの、その後もピンチを粘りの投球で抑えて追加点を与えず、7回を5安打1失点12奪三振と好投。
4試合ぶりの2ケタ奪三振に、MLBの公式ツイッターも映像を添え、「MLBの本塁打王は今夜、12人の打者を三振に仕留めた」と興奮気味に伝えた。
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■打線が沈黙
ただ、エンゼルス打線がドジャースの小刻みな継投の前に沈黙。
大谷選手も第1打席に四球を選んだものの、第2打席はレフトフライ、第3打席はサードフライ、第4打席もセンターフライと快音は響かず。8回には、3番手のアーロン・ループ投手がミゲル・バルガス選手に1発を浴び、エンゼルスは0−2で敗れ、大谷選手は3敗目となった。
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■奮起を願う声
この展開に、ツイッターでは「エンゼルス打線」がトレンド入り。
ファンからは「オオタニサンが7回5安打1失点という素晴らしい投球をしても負け投手にするエンゼルス打線よ…」「大谷さんこの投球内容で負け投手。エンゼルス打線どうなってんねん」「いっつも大谷本人が打つのは無理だし、他がカバーしてくれないとダメだわ」と打線の奮起を願う声が寄せられた。
ただ、大谷選手もノーヒットに終わっただけに、「大谷もエンゼルス打線の一角できょうはゼロ安打なんだからさ。きょうは相手が一枚上だったというだけのこと」「大谷さんも打ってないからエンゼルス打線(大谷以外)をいろいろ言うのは違うと思うんだが」と指摘する人も見受けられた。