清原和博氏、“KKドラフト”巨人・桑田真澄氏指名を回想 「友達だったら…」
清原和博氏が1985年の「KKドラフト事件」を回想。桑田真澄氏は巨人指名を知っていた?
元西武ライオンズ選手の清原和博氏が元読売ジャイアンツ槙原寛己氏のYouTubeチャンネルに出演。1985年の「KKドラフト事件」を振り返った。
■1985年のドラフトを振り返る
清原氏に槙原氏は「高校野球からプロに入るときに、巨人だと思っていたでしょ。俺の後輩になる予定だったんだよ、直結の」と話す。
続けて「怖かったな、キヨがいきなり巨人に来ていたら。そのときは、あんなに元気でいたかだよね、うちの球団に最初に来たら」と声をかけた。
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■巨人が清原氏を指名せず
槙原氏が指摘したのは1985年のドラフト会議。清原氏は巨人入団を希望しており、メディアから「相思相愛」と報じられたが、当日巨人は清原氏とPL学園の同僚で早稲田大学進学とされていた桑田真澄氏を指名したのだ。
結局清原氏は西武に入団。当時黄金時代だったライオンズの4番打者として新人から活躍し、1996年オフにフリーエージェント宣言をして巨人に移籍した。この出来事は「KKドラフト事件」などと称され、プロ野球ファンの間で語り草となっている。
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■清原氏が新人で巨人に入団していたら
清原氏は巨人について「今思えば、ジャイアンツってやっぱりすごいところじゃないですか。第何代ってつくのは、ジャイアンツの4番であったりとか、監督だったり。それだけすごいチームなんで」と語る。
続けて「高卒から読売巨人軍に入ったら、まず試合に出られなかったですよね。中畑さんがファーストにおられて、駒田さんも。ポディションがなかったですよ」と話した。
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■桑田氏は指名を知っていた?
槙原氏は「あのときは巨人一本で?」と質問し、清原氏が同調すると「俺もキヨが来るんだろうなと思っていたし、それが(桑田)真澄くんだったから。あのとき、なんかもう本当に隠せない顔をしていたよね」と笑う。
すると清原氏も笑顔を浮かべ「あれはね、本当に寂しかったんですよね。友達だったら、一言言ってほしかった」と話す。
さらに「桑田は(巨人から指名されることを)知っていたの?」という質問には「知っていたと思いますよ。これは爆弾発言ですけど。もう、時効なんでね、30年たったら」と振り返っていた。