人気税理士が警鐘、マイナカード返納は「とんでもなく恥ずかしい行為」 その理由は…
税理士の大河内薫氏が、マイナンバーカードを返納するデメリットについて解説。「勉強不足と知識不足を露呈する」行為と訴えた。
■社会保障費の是正
また、マイナンバーカードで「資産の状況を捕捉して、適切に社会保障費を使うことができます」と主張。資産に応じて年金の支給をなくしたり、医療費の負担を増やしたりするなどして、社会保障費の無駄づかいが是正できるとした。
最後は、「つまり! マイナンバーカードの返納は、『こうした日本のボトルネックの一つである社会保障費の改革の足をひっぱり、かつ、事務負担を増やして税金の無駄づかいに加担し、自分は不便になる』という、自分の勉強不足と知識不足を露呈することです。恥ずかしいのでやめましょう&恥ずかしい行為をしている人がいたら教えてあげましょう」と呼びかけている。
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■「歓迎」「個人の判断」さまざまな声
大河内氏の解説に、ユーザーからは「どんなシステムにせよ初期不具合はあるもの。しかし、この作業が完了した未来は相当に楽になる」「庶民には隠したい資産も情報もないので便利になるシステムは歓迎です」「カード返納しても紛失のリスクがなくなるだけ」と賛同が寄せられた。
その一方で、「利便性を考えるのも、リスクを考え作らないのもそれは個人の判断でしょ?」「いつから、マイナンバーは資産の捕捉を追いかけることを認めるようになった?」「こんな問題だらけのマイナンバーカード持ってるほうが危険だし、そろそろ返納させないようにしっかり作るべき」と疑問の声も。
中には、「意見がどっちも過度に聞こえるので、どっちでも派としては正解が分からんです」と困惑する人も見受けられた。