約8割が「うんざり」している人の特徴 原因は脳内物質が不足している可能性も…

沸点が低い人に振り回されてイライラ。そんなことで怒らなくてもいいのに…。

2023/07/09 11:00


激怒・怒り・怒る・キレる

何かのスイッチが入ったかのように些細なことで沸騰してしまう人は、もしかしたら、心を落ち着かせる物質が減っているのかもしれない。



■些細なことでキレる人にイライラ

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で79.0%の人が「些細なことでキレる人にイラッとしたことがある」と回答した。

キレやすい人

なお男女別に見ると、男性は74.6%、女性は83.6%という結果になっている。


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■ちょっとしたミスでキレる上司

編集部が話しを聞いた40代の男性は、「職場の上司がいつもカリカリしていて、ちょっとしたミスや仕事の進め方の相違で若い子たちにガミガミ言うので、そういう声が耳に入るたびにイライラします」と述べた。

実際に、後輩からその上司について相談されることも多いそうで、食事に連れ出して話しを聞くなどして不満をためないように気にかけているが、上司がもっと穏やかに部下と向き合ってくれたら…と頭を悩ませている様子だった。


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■子供に突然激しく怒る夫にイライラ

夫の言動にイライラするという30代の女性は、「子供の些細な失敗やものの言い方に対して、夫がものすごく厳しく怒るので、それを見るたびにイライラします」と述べた。

食べたお菓子のゴミを捨て忘れていたり、言われたものを片付けていなかったりしただけで、いきなり激しい口調で怒り始めるそうで、自分もビックリするし、その後の子供へのフォローも大変だとため息をついていた。


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■原因はセロトニン不足?

イライラしやすい人やキレやすい人は、もしかしたら“セロトニン”が不足しているのかもしれない。セロトニンは精神を落ち着かせたり安定させたりする働きがある脳内物質で、ストレスへの耐性や、感情の抑制に深く関係しているという。

そもそも日本人は、セロトニンが不足しやすい体質の人が多いと言われている。セロトニンの減少を抑えるには、その原料となる“トリプトファン”を多く含む肉類やタンパク質をしっかり摂取し、バランスの良い食生活を心掛けることも大切のようだ。

また、カッとなったと感じたらぐっと耐えて深呼吸してみるなど、感情的になりそうな瞬間をうまくやり過ごせるよう日頃から意識するだけでも、周囲との関わり方が大きく変わるかも知れない。まずは、感情的になりすぎていることに気づくことが大切なのだが…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年5月15日~2023年5月17日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)
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