注目の異色新女優が「生見愛瑠だけではない」理由 めるるとファーストサマーウイカ
『日曜の夜ぐらいは…』で好演のめるること生見愛瑠と『unknown』で好演のファーストサマーウイカ。
女優としての生見愛瑠が注目されている。意外な女優候補として注目されるべきは、めるるだけではない。もう1人が、ファーストサマーウイカである。
■『日曜の夜ぐらいは…』
女優・めるること生見愛瑠として何より大きいのは、『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系)の出演だ。同作品は、清野菜名が演じる自身の人生に悲観的だった主人公が、かけがえのない仲間をつくり、前向きな大きな一歩を踏み出すというストーリー。
主演の清野菜名や岸井ゆきのという実力派女優と並んで演技をしなくてはならないという、これまでとは決定的に違う仕事となる。
本格派女優としてのキャスティングに対してめるるは、苦悩したり、強く出たり、笑顔を見せたりという様々な表情を見事に演じきる。
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■祖母役・宮本信子
めるるの役はいわゆる「毒親」に見放され、祖母と2人で暮らす若き女性。祖母を演じているのが名女優・宮本信子だ。
宮本信子と新人女優といえば、現在ちょうど10周年を迎え、 NHK・BSプレミアムなどで再放送されている『あまちゃん』(NHK総合)の主演・のんを想起させる。めるるは同作品に出演したことで、大きなものを手にしたことだろう。
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■ギャル出身女優・めるる
めるるはバラエティ番組では『トークィーンズ』(フジテレビ系)などで、脱力系のキャラクターで活躍している。脱力系のボケキャラとも言えるが、必ずしも確固たるポジションがあるとも言えないだろう。
そんな中、めるるは女優として開眼した。ギャル系バラエティアイドルのイメージとのギャップも非常に利いているだろう。女優となれば一転、脱力キャラや脱力ボケは一層に重みのあるものとなる。今後のめるるに非常に期待できるだろう。
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■『unknown』
女優・めるるは注目されているが、もう1人注目されきっていない他分野出身女優が、ファーストサマーウイカだ。
先日までのドラマでは、高畑充希と田中圭主演の『unknown』(テレビ朝日系)でウイカは好演していた。同作品は、マイノリティである吸血鬼達が殺人事件に巻き込まれていくミステリー系ドラマ。
ウイカは、息子が殺人容疑にかけられるも無実が分かったところで殺される母親役だった。殺され役とはいえ、ストーリー半ばで、主要キャラの中で初めて殺される重要な役どころだ。