オリックス再び首位奪還、宜保翔&紅林弘太郎の活躍 中嶋監督「凡打の内容も悪くない」【週刊バファローズ】
宜保翔と紅林弘太郎の活躍など、オリックス・バファローズの1週間を振り返る。
■宜保翔と紅林弘太郎の活躍
西武との2連戦で目立った活躍したのが、2番セカンドの宜保翔と、3番ショートの紅林弘太郎という若い2人だ。
紅林は神戸で特大のアーチを放つと、京セラではタイムリースリーベースを放ち勝利に貢献。紅林の前を打つ宜保は神戸で14球、京セラで7球粘り四球を選んだり、守備でも好プレーを連発。神戸の日には「宜保ちゃん」がトレンド入り。これには本人も「マジっすか」と喜んでいた。
宜保について紅林は「刺激というか、年も近いし、ポジションも同じなので、刺激というか、チームとして戦っている以上、打線として、宜保さんが2番で粘って塁に出ることで、3番はランナーを返す仕事だと思うし、本当に良い仕事をされている、すごい見習いたいなと思う」と話している。
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■中嶋聡監督「いい競争になる」
中嶋聡監督は「まあ凡打の内容も悪くないですしね、悪かったときにはまた言いますけど悪くないんで」とヒットにならないバッティングの内容も悪くないと指摘すると、出場選手の活躍については「出られない選手といいますか、そこで外された選手っていうのが奮起する思いますし、ホントにいい競争になると思います」と今後の試合出場争いに期待しているようだ。
オリックスは11日から京セラ、13日は神戸で千葉ロッテと首位攻防の3連戦を行う。目まぐるしく変わっていくパ・リーグの首位争い。ロッテの次は福岡ソフトバンクとの3連戦を控えており、オリックスがオールスターを首位でUターンするためにも落とせる試合はない。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)