「子供の大学進学」に向け教育費が足りない… 人気税理士が教える“3つの対策”

「子供が大学進学を控えているのにお金が…」。そんな問題への対処法を人気税理士の大河内薫氏が解説した。

2023/07/12 17:15



■収入を増やす

そして最後は「副業や転職で収入を増やす」こと。そもそも収入が低い場合、削るものも削れないという可能性も…。そこで収入自体を増やす必要があるという。

クラウドソーシングなどを利用して副収入を得たり、収入アップを目指して転職したり、パートタイムであればフルタイムに変えるなど、「家族の状況を見ながら収入を増やせるように取り組んでいきましょう」と伝えている。


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■どうしても足りない場合は…

また、年間110万円以内の贈与であれば、基本的に贈与税がかからないので祖父母など身内に相談するのもアリとのこと。ほかに世帯収入や成績などの要件を満たした学生が受けられる「高等教育の就学支援新制度」というものもあるそう。

どうしても学費が足りない場合は、教育資金を「貸与」してもらえる奨学金制度を利用する、それでも足りない場合は保護者に対して「融資」される国の教育ローンを利用するという手段も残されているとのことだ。

ただし、国の教育ローンは利子のかかる「第二種奨学金」よりも高い利子が設定されているとのことなので利用には慎重な検討が必要だろう。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか

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