オリックスが首位で前半戦終了 覚醒のセデーニョ「強く戦うことだけ意識」【週刊バファローズ】
千葉ロッテ、福岡ソフトバンクと続いた首位攻防5連戦を4勝1敗と大きく勝ち越したオリックス・バファローズ。17日までの1週間の戦績を振り返る。
■セデーニョの活躍
後半戦はソフトバンク戦で好投を見せた宮城大弥、山岡泰輔、ファームで復帰している田嶋大樹らを先発で起用する可能性が高い。
野手ではセデーニョの活躍が目立って来た。7月の打率は.375、5本塁打、18打点と、森友哉を欠く打線に厚みを出している。右方向への打球が凄いが「いや、もうそこの打球方向はコントロールできるとこじゃないので、強く戦うことだけ意識してやってます」と狙っているのではなく、打席ごとに全力を出した結果だと強調していた。
ヒーローインタビューにもかなり慣れて来たようで、ハートポーズも浸透してきている。前を打つ宜保翔、紅林弘太郎も好調を継続しており、セデーニョまで繋がれば何かが起こる期待感が出て来た。
オリックス3連覇に向けて最後の形で前半戦を終えただけに、連敗だけはしないように後半戦へ臨んでほしい。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)