水着撮影会“NGポーズ”イラスト公開で賛否 「危険な領域に…」と不安視する声も

埼玉県営プールでの水着撮影会における暫定ルールが発表。“NGポーズ”を管理者側が例示したことに賛否の声があがった。

2023/07/20 13:15


しらこばと水上公園

埼玉県営のプールを使った水着撮影会をめぐり、埼玉県公園緑地協会が撮影会における暫定ルールを公表。「NGポーズ」を例示したことについて、ツイッターでは賛否の声があがっている。



■県側に「貸し出し禁止」を申し入れ

プールを使った水着撮影会は、これまでプールが稼働していない6月や9月をメインに複数の撮影会企画団体が開催。埼玉県では3公園のプールで毎年開催されており、グラビアアイドルやコスプレイヤー、アイドル、モデルが集まり、数千人のカメラマンが集まるイベントとなっていた。

しかし今年6月、県民からの苦情をきっかけに日本共産党埼玉県議会議員団が埼玉県に対し、①ルールに沿わない過激なポーズの撮影があった ②未成年モデルが登場していたとして「貸し出し禁止」を申し入れた。


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■統一ルールを検討

これをきっかけに、公園の指定管理者となっている埼玉県公園緑地協会は、「しらこばと水上公園」と「川越水上公園」で撮影会を開催予定だった6事業者に中止を要請。予定されていた撮影会が開催直前で軒並み中止となったことが波紋を呼んだ

しかし実際には、ルールが決められていたのは1つの公園のみで、違反したのも2事業者のみだったため、埼玉県の大野元裕知事が4事業者への中止要請撤回を公表。同協会では統一のルールを検討することとなった。


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■“NGポーズ”をイラストで例示

このほど公表された今年9、10月開催予定の水着撮影会における暫定ルールでは、マイクロビキニや下着風の衣装、貝殻水着などの服装を禁止するほか、水着をずらしたり、はずそうとするポージング、過度に足を広げるといったポーズについても禁止に。さらに、具体的な“NG水着”“NGポーズ”の一例をイラストで示した。

このルール公表をめぐって、ツイッターではユーザーから賛否の声があがり、「NGポーズ」「水着撮影会」のワードがトレンド入りした。

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