コウケンテツ氏の「トマトの出しびたし」 ひんやり味しみ夏の1品がウマすぎた…
暑い夏にぴったりの「トマトの出しびたし」がひんやり味染みでたまらない。
暑くなってくるとひんやりとしてさっぱりしたものが食べたくなる。料理研究家のコウケンテツ氏が紹介している「トマトの出しびたし」が、美味しそうだったので作ってみた。
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■作り置きもできる副菜
メインの食材はトマト。レシピでは、小ぶりのトマト4個だが、今回はゴルフボールくらいの大きさのミニトマトより少し大きいサイズの熟したものを10個を使って作った。
出し汁:2カップ
しょうゆ:大さじ1
みりん:大さじ2
塩:小さじ2/3
しょうがのすりおろし:1かけ(お好みで)
使う調味料はこちら。出し汁は顆粒だしを水に溶かしたものか、白だしや煮出し式のパックなどを使ってもいいだろう。
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■湯むきはあの中で…
トマトは洗ってからヘタを取り、十字に軽く切れ込みを入れる。鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、塩を入れて軽く煮立ってきたらトマトを皮ごと入れてしまおう。トマトを転がしながら少し茹でるとすぐに切り込みを入れたあたりの皮がむけてくる。
火を止めてトマトを取り出して皮をむく。湯むきの段階でトマトにあまり火を入れすぎてしまうと身が崩れやすくなるので気をつけよう。
ジップロックにトマトを入れて、出し汁を投入。粗熱が取れたら冷蔵庫で半日ほど冷やす。寝かす時間はお好みでOKだ。
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■冷たくて味しみしみ
出し汁と一緒にいただこう。冷たくて上品な和風のお出しがしっかり染みて美味しい。しょうがのすりおろし以外にも細かく刻んだ大葉やみょうがなどをトッピングしてもさっぱりといただける。
「おもてなしにもぴったり。お酒との相性もいい」とコウケンテツ氏。残った出し汁は他の野菜を漬けたり、スープに使ったりしてもいい。記者は翌日ぶっかけそうめんのつゆにしてみたがこちらも美味だった。
使うトマトの量に合わせて調味料も増やせば作り置きできる。暑い夏に常備したい1品だ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)