神田伯山、講談界への貢献度聞かれ笑い誘う 「とんでもないレベル」
神田伯山が『講談放浪記』新刊発売記念記者会見に出席。自身の講談界への貢献度を聞かれ、笑いを取る場面があった。
講談師の神田伯山が21日、都内で行われた『講談放浪記』新刊発売記念記者会見に出席。若い世代の講談ファンを増やすために、必要なことは何か語る場面があった。
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■師匠対談も収録
「いまチケットが最も取れない」講談師の伯山。若くして寛永宮本武蔵伝や慶安太平記、村井長庵、天保水滸伝、天明白浪伝、畔倉重四郎など「連続物」や「端物」と言われる数々の読み物を継承している。
同作品は、2021年から22年の1年間にわたった『群像』連載を大幅加筆し、さらには師匠・神田松鯉との師弟対談も収録した。
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■若いファンを増やすには
2007年に三代目神田松鯉に入門し、業界を盛り上げてきた伯山。この盛り上がりにどれほど貢献できたか聞かれると「僕の貢献度は絶大。とんでもないレベルの」と答えて笑いを取り、「ただ、たまたまそういう役が巡ってきて、やらないといけないことを粛々とやっているということ。僕の弟子たちも育ってそうなってくれたらうれしい」と述べた。
また、若い講談ファンを増やためにはどうすればという質問には「漫画自体に若い人たちが付いているので、漫画から移行するしかドラマ化の道はないのかなって思う。講談社さんから出ている『ひらばのひと』っていう漫画は、歴史上初めての講談師が主人公の漫画だと思うんですけど、これが爆発的に売れてくれたらドラマ化して、映画化になりって何かにつながっていくかも。それか、弟子がスターになってくれたらそいつのおかげでバーンっていったり。いくつも種を撒いて突破口を開いて、世間の人の目に届けば…って意識はあります」と口にしていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)