面倒な展開に… 約7割が経験している「ネタ」のつもりで言った話の行く末
自分が悪いのか、それとも相手がいけないのか…。
会話の中で、ときには軽い冗談を言うときもあるかもしれない。しかし相手がその話を本気に受け取ってしまい、面倒なことになった人もいるようだ。
■約7割「ネタで言ったことを本気に…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で67.2%が「ネタで言ったことを本気に受け取られた経験がある」と回答した。
男女別では、男性が70.5%、女性が64.1%となっていた。
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■ネタで言ったことが面倒な展開に
職場での会話でネタを本気にされた30代男性は、「仕事でかなり先の予定が入ったので、話の流れで『その頃には、僕はいないかもしれませんね』と冗談を言ってみたんです。すると後で上司から、『辞めるつもりなの?』と聞かれてしまって…。あまりいい冗談ではなかったと、言ったことを後悔しています」と当時を振り返る。
さらには、「個人的には、『先のことは、誰にもわからない』という意味を込めて言ったつもりなのですが…。それでも最終的には話が面倒なことになったので、余計なことは言わないほうがよかったのでしょうね」とも話していた。
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■「本気にしていたの?」と言われて
会社の先輩の話に苛立っている20代女性は、「会社の先輩はよく、冗談なのか本気なのかわからないようなことを言ってきます。最初はどの話も真に受けてしまい、後からその先輩に『本気にしていたの?』と言われてイラッとしたことが何度もありましたね」と話す。
今ではその先輩の話は適当に流しているようで、「先輩の話をまじめに聞いていても、意味がないと思いました。他の人たちも同じような対応をしているので、その先輩をきちんと相手にしている人はほとんどいません」と批判を続けた。
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■言っていいことと悪いことがある
ネタを言いがちな人からは、「冗談なのか本気なのかわからんって、よく言われます」や「わたし冗談を言っても『本気か分からない』と言われることが多いんだけど、なんでなんだ?」などのツイートも。
一方で、「わざと人を不快にさせる事を言っては、『冗談だよ』って茶化すような輩が大嫌いです」や「冗談でも、言って良いことと悪いことがあるよね」と批判的な意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名