「想像を超えたうまさ」 笠原将弘氏の“なすの田舎煮”がトロッと食感で夏にぴったり
人気日本料理店「賛否両論」笠原将弘氏が作るなすの田舎煮。冷蔵庫で冷やして食べる夏にピッタリのレシピだった。
人気日本料理店「賛否両論」店主での笠原将弘氏が、YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』に「なすの田舎煮」のレシピを投稿。この夏にぴったりの冷たいレシピで、簡単かつ本格的なおいしさだったので紹介したい。
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■「なすの田舎煮」(2人前)の材料
・なす 5本
・みょうが 1個
・桜えび 5g
・サラダ油 大さじ1
・だし 300cc
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
これらの他に、なすを煮るときに色を鮮やかにする効果のある「鉄の玉」が使われていたが、用意できないため今回はなしで作る。鉄の玉は黒豆を煮るときにも使う道具で、ホームセンターなどに売られている。
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■なすはヘタも使う
なすはヘタを取り、味を染み込ませるためにぐるぐると回しながら包丁で縦に細かく切れ目を入れる。包丁を扱うのが苦手な人は、数箇所の切れ目でもいいとのこと。なお、ヘタは料理で使うため捨てずにとっておく。
フライパンに油を入れて、先ほど切ったなすとヘタを入れ、なすに油を絡めるように中火で炒める。切れ目が少し開き、なすの色が紫っぽくなるのを目安にしよう。本格的に作るなら素揚げにするといいようだ。
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■煮て冷蔵庫で冷やす
鍋にだし、醤油、みりん、砂糖、桜えび、あれば鉄の玉を入れて沸騰させたら、なすとヘタを加えて落とし蓋をして弱火で15分ほど煮る。ヘタと一緒に煮ることでなすの色がキレイな紫に仕上がるという。火を止めて粗熱が取れたら冷蔵庫に冷やしておこう。ペーパータオルをかぶせておくとよく味が染み込むという。
一口大に切って皿に盛り付け、小口切りにして2〜3分ほど水にさらしてえぐみと辛味を抜いたみょうがをのせたら完成だ。はたして、気になる味は…
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■ジュワッとあふれる旨味が最高
口に入れて噛んだ瞬間、なすのトロッとした食感、つけ汁の旨味がなすからジュワッとあふれてきておいしい。桜えびの香り、油で炒めているので油のコクもある。冷蔵庫で冷やしているので暑い夏にぴったりのご飯のおかずだ。記者は2時間ほどなすを冷やしたが、一晩置くとさらに色がキレイになるという。
なすに切れ目を入れるのだけが少し難しいが、その他は至って簡単で、和食らしいおいしさのある「なすの田舎煮」。動画コメント欄では「想像を超えたうまさで飛びました」「家庭での作りやすさも考えて下さってありがたいです」「ご飯のおかずにもぴったり、お酒のつまみにもぴったり、すごくおいしかった」との声が寄せられている。なすの大量消費もぴったりなので、ぜひ作ってみてほしい。
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■簡単に作れる「なすの田舎煮」
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)