静かにするべき時間なのに… 約7割が授業中「先生」に怒られた理由に納得
先生から怒られたことも、学生時代の思い出の一つなのかもしれない。
授業中には、きちんと先生の話を聞くのが正しい姿だろう。しかしつい近くにいる友達との話に夢中になってしまい、先生から怒られた経験がある人も多いようだ。
■約7割「授業中の私語で先生に怒られ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「学生時代」に関する意識調査を実施したところ、全体で69.5%の人が「授業中に話していて先生に怒られた経験がある」と回答した。
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■老若男女が先生に私語で怒られ
性年代別では、60代男性が一番高い割合になっている。
しかしすべての年代や性別で半数を超えており、多くの人が学生時代、授業中の私語で怒られた経験をしているようだ。
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■自分が教える立場になって
学生時代に授業中の私語で怒られた経験のある30代女性は「学生の頃はつい我慢ができずに、授業中におしゃべりしてしまうこともありました。おとなしい先生の授業だと生徒も甘く見るのか、私語が多くなるんですよね。そんなときに先生の我慢も限界にきたのか、怒られてしまいました」と当時を振り返る。
自分が教える立場になってから先生の気持ちがわかったようで、「当時は叱られてもあまり気にしていなかったのですが、自分が会社で少し上の立場になって先生の気持ちが少しわかってきました。こちらが真剣に話をしているのに後輩が聞いていないと、たしかにイラッとしますからね」と続けた。
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■生徒が黙るまで話さない先生
生徒が黙るまで話をしないタイプの先生が担任だった40代男性は、「高校のときの担任の先生は、生徒が黙るまでなにも話さないんです。ただ空気を読む生徒は少なく、気にせずずっと話し続けるのが毎日のパターンで…。終礼のときにもこれをやられるので、早く帰りたい僕は『みんな黙れよ』といつも心の中で思っていましたね」と語る。
さらには、「先生からしても、怒って黙らせたほうが早いと思います。気の強いタイプだったので、怒るのが苦手とかはないとはずです。ただ先生は、『生徒が自ら黙るようになってほしい』と毎日、試していたのかもしれませんね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名