オリックス貯金18で真夏の祭典『Bs夏の陣』突入! グリーンバファローズがバク進か?【週刊バファローズ】
7月で貯金を大きく18まで増やしたオリックス。30日までの1週間の動きをまとめる。
後半戦は2連勝で幕を開けたオリックスだが、続く福岡ソフトバンク戦で2連敗、北海道日本ハム戦でも初戦を落としてしまう。勝ちを計算出来るエース山本由伸、宮城大弥、山下舜平大を立てての3連敗は痛かったが、日本ハム戦の第2戦から巻き返し連勝。7月は12勝7敗と大きく勝ち越し、貯金は18にまで増えている。
■2023オリックス・バファローズ戦績 7.25-7.30
対 福岡ソフトバンクホークス
大阪・京セラドーム大阪
7.25
●オリックス(山本)0-5(有原)福岡ソフトバンク○
7.26
●オリックス(宮城)1-7(スチュアートJr.)○
対 北海道日本ハムファイターズ
北海道・エスコンフィールド北海道
7.28
●オリックス(山下)0-4(上沢)北海道日本ハム○
7.29
○オリックス(山崎福)4-3(伊藤)北海道日本ハム●
7.30
○オリックス(東)9-2 (ポンセ)北海道日本ハム
※(カッコ)内は先発投手。
※通算成績はオリックス90試合53勝35敗2分けの首位。2位の千葉ロッテマリーンズとは3ゲーム差。(2023.7.30現在)
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■東晃平が今季初勝利
29日の試合で、中継ぎに回った山岡泰輔が好投して山崎福也にキャリアハイとなる8勝をプレゼントすると、30日の試合では先発の東晃平を打線が20安打9打点と大量援護。
東は今季初勝利をあげて「監督からは思いっ切り行けとだけ言っていただきました。野手の方々が初回から4点取ってくれたので、少し楽な気持ちでマウンドに上がることが出来ました。ランナーを出しても、次のバッターにしっかりと集中して投げられたことが良かったと思います。次はいつ投げるかわからないですけど、しっかり準備していつでも投げられるようにしていきたいです」と笑みを浮かべていた。
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■1日から『Bs夏の陣2023』開催
離脱中の田嶋大樹や森友哉はすでにファームの試合に出場しており、調整が完了次第、一軍合流が予想される。
ここまでブルペンデーなどを駆使しながらやり繰りして来たオリックスだが、投打の軸の一人である田嶋と森が戻って来れば三連覇に向けて選手層が厚くなるのは間違いない。
1日からは毎年恒例の真夏の祭典『Bs夏の陣2023』が8月の全主催試合で開催される。ファンの間では人気はあるものの勝てないイメージがあるイベントだが、近年は負け越していない。
グリーンのユニフォームでさらに貯金を増やして終盤戦に突入したいところだ。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)