夏の風物詩・幽霊の存在を信じる? 女性は7割が「いると思う」
テレビでも怪談モノなどが増えるこの季節。実際に幽霊がいると信じているか調べてみたら…。
なぜか夏の風物詩のひとつになっている怪談。キャンプに行った際や地域の子供会などで、肝試しをやったことがある人も少なくないだろう。テレビで『ほんとにあった怖い話』など恐怖・ホラー系の番組が放送されるのも、この季節だ。
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■江戸時代にできた「足がない幽霊」
怪談に付きものなのが、幽霊。現在、幽霊といえば「足がなく、白い経帷子(きょうかたびら)を着て、頭には三角巾をつけている」という姿が典型的だ。
この「足がない幽霊」を初めて描いたのは、江戸時代の画家・円山応挙との説が根強い。当時は幽霊の絵が流行しており、応挙が生み出したスタイルが流行って定着し、「幽霊といえば足がない」という現代のイメージにつながっていったのだろう。
このように表現は、時代とともに移り変わる幽霊だが、その実在についてはどれくらいの人が信じているのだろうか。
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■6割が「実在する」
Sirabee編集部が、7月14〜16日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「幽霊の存在」について調査したところ、「絶対いる」が15.0%、「たぶんいる」との答えが最も多く45.1%だった。6割は幽霊の実在を信じている傾向が見られる。
「たぶんいない」は25.7%。「絶対いない」は最も少なく、14.2%にとどまっている。
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■女性は7割が「いる」
幽霊を信じるかどうかは、男女によってもかなり違いがあるようだ。男性で「絶対いる」は11.3%なのに対して、女性では7ポイント以上多い18.6%。「たぶんいる」も女性のほうがちょうど10ポイント多い。女性は7割が幽霊を信じていることになる。
男性では「絶対いない」が19.7%と女性の2倍を超えた。女性のほうが占いや迷信などを信じやすいとも言われるが、幽霊についても近い傾向がありそうだ。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)