エアコンの夜間運転はどうしてる? 30代以下は5割が「朝までつけっぱなし」と判明
寝苦しい夜、消すのも難しいエアコン。夜間運転には世代差も大きいようで…。
まだまだ暑い日が続く8月。熱中症警戒アラートが出る日も多く、屋外だけでなく室内でもエアコンを活用するなどして、熱中症対策が欠かせない。昼だけでなく、夜間の室温も、睡眠や疲労回復などに影響する恐れも。
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■エアコンの夜間運転問題
夏の間、昼は基本的にエアコンをつけっぱなしにしている人が多いだろうが、夜間運転は難しい問題。寝付くタイミングではエアコンをつけていないと暑い一方で、気温が最も下がる朝方にはつけっぱなしだと寒く感じることもある。
タイマー運転しても、熱帯夜だと運転終了後に暑く感じる夜もあるかもしれない。世間は、どのようにして真夏の夜を乗り切っているのだろうか。
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■5割弱がつけっぱなし
Sirabee編集部が、7月31日〜8月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「夏の夜のエアコン運転」について調査したところ、最も多かった答えは「朝までつけっぱなし」で45.5%。
「タイマーで消す」が30.0%で続き、「消してから寝る」が24.5%だった。最近のエアコンは「おやすみモード」など夜間に適した運転方式も搭載されており、基本的につけっぱなし派が多いようだ。
また、タイマー派も含め、エアコンをつけたまま入眠する人が8割に迫っている。
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■若い世代ほどつけたまま
エアコンの使用には、世代による差も大きいと言われるが、今回の調査についても世代差が大きく現れた。30代以下では、つけっぱなし派が5割を超え、タイマー派も含めてエアコンをつけた状態で眠りに落ちる人が8割超え。
ただ、つけっぱなし派は50代では3割台まで下落。50〜60代では、消してから寝る人が3割を超えている。
今回の調査で男女差はそれほど大きくなかったが、とくに世代の違う家族が同じ部屋に寝ている場合はエアコンの夜間運転がトラブルにつながる可能性もありそうだ。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)