巨人・阿部慎之助ヘッドコーチが左打ちになった理由は… 実父が事情を告白
デーブ大久保コーチのYouTubeで阿部慎之助コーチが左打ちになった理由を実父が告白。
読売ジャイアンツ阿部慎之助ヘッドコーチの父・東司氏がデーブ大久保(大久保博元)コーチのYouTubeにゲスト出演。そのなかで阿部コーチが左打ちになった理由を告白した。
■東司氏が阿部コーチの幼少期を語る
阿部コーチの父で習志野高校時代掛布雅之氏とチームメイト、大学・社会人野球でもプレーしたことで知られる東司氏が同コーチの少年時代を語った今回の動画。
東司氏は大久保コーチから「野球をやるかと言って、始めさせたんですか?」と質問されると「いや、全然。おもちゃとバットとビニールのボールで、振ってみろと言って、『こういう軌道だな』と思って、そこに放れちゃうわけですよ」と振り返る。
そして「そうするとパーンと当たる。障子をカパーンって穴開けたりして、『おお、すげえすげえ』ってやっていたんですよ。そのうち好きになったんでしょうね。そのときは右ですよ。最初から左じゃない」と語った。
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■左打ちになった理由は…
大久保コーチは「なんで左になったんですか?」とポツリ。すると東司氏は「小学校2年生で俺が学校に呼ばれて。色弱なんですよ、あいつ」と告白する。
続けて「赤緑色弱と言って、赤と緑が混ざると紫に見えちゃう。うちの女房のオヤジもそうだったらしいんですよ、あとから聞いたけど。だから遺伝するんですね、あれ。ただ信号は見えるんですよ」と話す。
さらに「そのあとに、右目が急に落ちちゃったんですよね、視力が。先生に聞いたら『突発的なものだからわからないですね』と言うから」と振り返った。
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■大学の先輩に…
東司氏はさらに「大学の先輩がね、左バッターは左目で見るんだと。右バッターは右目で見るんだと。じゃあ右目が悪いなら左にしちゃおうかなと思って、バッティングセンターに連れて行ったら、打つわけですよ」と語る。
そして「じゃあそれにしようって。そんな感じです。ショートの頭。飽きずになって。あいつ飽きちゃうんですよ」と笑った。
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■現在も「反対方向」
話を聞いた大久保コーチは「今も某阿部ヘッドコーチはショートの頭、反対方向ってやっていますよ。チームでやっていますよ」と説明する。
これに東司氏は「それが絶対良いんですよ。興奮して開くんですよね、開いちゃダメだと言っても無理なんですよ、人間は。興奮しているんだから。それを少しでも減らすための逆方向」「実体験をしたから言える」と話していた。