「ひと夏の恋」と言われるが初体験に季節差はあるのか 驚きの事実が明らかに
恋が生まれやすい季節、といった印象がある夏。男女が初体験を済ませるタイミングに季節による差はあるのだろうか。
多くのラブソングに歌われている、恋と出会いの季節…といえば夏を連想する人が多いのではないだろうか。とくに学生時代は夏休みも長く、学校を離れて恋が生まれやすいのかもしれない。
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■「ひと夏の恋」は3割が経験
Sirabee編集部の調査では、およそ3割強がいわゆる「ひと夏の恋」を経験していることが判明。ビーチやリゾート地などで生まれた恋は、日常生活に戻るとなかなか続きづらい要素もあるのかもしれない。
本当に夏が生まれる季節なのだろうか。人が「初体験」するタイミングは四季によって差があるのか、気になるところだ。
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■「初めては夏」が4割弱
Sirabee編集部は、7月31日〜8月2日にかけて、性体験がある全国10〜60代男女1,000名を対象に「初体験した季節」について調査。
その結果、最も多かった季節は「夏」でじつに36.2%。4割弱が夏に初めての体験をしていることがわかった。年末年始の休みもある「冬」が22.9%で続き、人肌恋しい季節と言われる「秋」は僅差で21.8%。
最も少なかったのは「春」で19.0%だった。季節による恋の生まれやすさは、たしかに違いがあるようだ。
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■30〜50代で目立つ
今回の調査結果を世代別に検証してみると、ややバラつきも見られる。初体験を夏に済ませた人の割合が最も高かった世代は30代で38.7%。40代も38.0%と僅差だ。50代も3割台なかばとやや高い。
とくに30〜50代においては、音楽やドラマ、映画などさまざまな創作物などの影響もあってか、夏に初めてを済ませることが青春時代の通過儀礼のようになっていた空気感もあったのかもしれない。
高度経済成長期に青春時代を過ごしたであろう60代では、夏派が25.7%と低いのは興味深いところだ。
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■執筆者紹介
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代の性体験がある男女889名(有効回答数)