遠野なぎこ、体育授業後に小2女児死亡事件に提言 「命をかけてまで…」
遠野なぎこが小2女児が体育授業後に死亡した事件を受け、体育の短縮や中止を提案。
23日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で遠野なぎこが「真夏の体育授業」について持論を展開した。
■真夏の体育で女児が倒れる
番組は北海道伊達市の小学校で、2年生の女児が校庭で行った体育の授業後倒れ、亡くなったニュースを取り上げる。
当時伊達市では気温が30℃を超えていたとのこと。授業は3クラス合同で行われたそうで、市教育委員会が「100人近い児童に教諭7人がつき、こまめな水分補給や休憩を取って行った」と主張しているのだという。
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■橋本は「心が痛い」
橋本マナミはこのニュースに「本当に心が痛いです。ご両親の気持ちを思うと」とつぶやく。
続けて「北海道とはいえ、33℃あったら、この殺人的暑さのなかで、小学生だから外に出してしまったんですかね。うちの保育園や幼稚園の子は外に出さないようにしているんですよね、この暑さの中」と指摘する。
そして「小学校2年生で、水分を摂りたいけど摂れないとか、それで命を失ってしまうというのがあったら、本当につらい」と語った。
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■遠野は時間短縮や中止を提言
遠野は「大人でもそうですけど、喉が渇いたと思うまえに水分を摂りなさいと言うじゃないですか。だから自覚症状もなかったかもしれない」と話す。
さらに「今年の夏は恐ろしい猛暑ですから、そんなに命をかけてまでやるものではないと思うんですよね、体育の授業とか。今年に限っては時間を短縮したりとか、中止にしたりとか。そこまで命をかけてまでやるものではないと思うんですよね。そういう対策をとってもいいのではないかと思います」と提言していた。
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■体育を嫌悪する人も
今回の事案では真夏の体育授業敢行はもちろん、生徒側が体育の授業を断れない状況下にあるという事実も、発生の要因に挙げられている。
体育の授業については「生まれつきの運動神経を評価する」という科目となっているだけに「受けるのが嫌だった」と感じていた人も。
Sirabee編集部が全国20〜60代の運動音痴を自覚する男女454名を対象に実施した調査では、82.4%が「嫌だった」と回答した。
真夏のあり方や、体育という科目そのものを見直す時期が来ているのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代運動音痴の男女454名 (有効回答数)