堺雅人、テレビに映らない場所での性格 現場での「ある行動」にスタッフも仰天
日曜劇場『VIVANT』で主演を務める堺雅人。座長としての評判は良好で…。
日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』(TBS系)が、回を重ねるにつれて話題を呼んでいる。壮大なスケールの物語に手に汗握る視聴者も多いことだろう。同作で主演を務めるのは、堺雅人。
多くのドラマで巧みな演技を見せる堺だが、業界内では「意外な評判」が聞こえてきて…。
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■壮大なスケールの物語が話題
『VIVANT』は、エリート商社マンの主人公が、所属部署で起きた誤送金事件の損失130億円を回収するため、バルカ共和国へ向かうところから始まる。誤送金を発端に、国際テロ組織や公安なども巻き込み、誰が敵で誰が味方か分からない複雑な人間関係が入り混じった壮大な物語だ。
堺は、当初は気弱な商社マンに見えたものの、正体は「別班」と呼ばれるエリート工作員の主人公役。
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■「台本を完璧にインプット」
今作で、堺は二重人格で優しさと冷酷さを持つ人物を演じる。シーンによって、全く別人かと思うような表情を見せ、ネット上でも話題だ。
あるテレビ局関係者は、堺の演技力をこう評する。「2012年の『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)や13年の『半沢直樹』(TBS系)に代表されるように、難解な用語が混じった長いセリフを読むことが多いです。堺さんは滑舌が良く、現場でミスはほとんどしません。撮影日に読む台本はもちろん、かなり先に撮る台本も完璧にインプットしています。現場にいて、これほど心強い人はいませんよ」(テレビ局関係者)。
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■現場でスタッフを驚かせた行動
俳優として隙がないことが窺える。自分のことだけでなく、周りを気にかけることも忘れない。
「現場で芝居に苦戦している俳優がいると、『こんなふうに言ったらいいよ』とアドバイスします。さらっと助言する程度なのですが、堺さんのアドバイスに従って読むとすぐにOKになることが多いんです。単に自分のセリフだけ覚えるのではなく、物語全体を俯瞰して作品の背景を理解しているのだと思います。だからこそ、他の出演者のセリフの改善点にもすぐ気付けるのでしょう。初めて仕事したスタッフの中には、彼の視野の広さに驚く人も多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
ある種、全体を見渡せるプロデューサーのような能力を備えているのかもしれない。
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■「ピリピリした空気を出さない」
多くのドラマで主演を務める堺。高い演技力でみんなを引っ張っているが、座長としての細かい評判も良好だ。
「誰に対しても腰が低く、ピリピリした空気を一切出しません。作品の宣伝も兼ねたテレビや雑誌の取材でも、常にインタビュアーを気遣ってくれます。あれだけ実績があっても驕らず、誰かに高慢に振る舞うのを見たことがありません」(前出・テレビ局関係者)。この辺りも、仕事が途切れない理由の一つだろう。
これからも、堺は俳優としてさらなる高みへ突き進んでいくに違いない。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)