堀江貴文氏、処理水海洋放出への批判を一刀両断 東北出身のファンは「涙が出ました」
原発処理水の海洋放出について堀江貴文氏が改めて解説。東北への風評被害に怒りをあらわにする堀江氏に、「勇気が出ました」の声も。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が25日、公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐって、その安全性について改めて説明し、一部の批判の声に対して怒りをあらわにした。
■処理水の海洋放出が波紋
原発処理水の海洋放出をめぐっては、一部から反対の声があがり、中国が日本の水産物の輸入を全面停止するなど波紋を呼んでいる。
堀江氏は、海洋放出への批判に対して「『薄める』っていう概念が理解できないみたいですね」と話し、処理水について「本当に微量だけトリチウム(が含まれ)、そしてそれ以外の汚染物質等は、できる限り除去してそれを海洋放出する。十分に薄めた状態で、環境にほぼ影響がないような状態で排出をする」と説明。
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■批判は「非科学的」
さらに、「いつ放出しても文句言うやつは言う。いろんなことを難癖付けて、放射性物質を盾にしたやくざみたいなもんですよ。それが利権化してる。それにバカな芸能人とかインフルエンサーが騙されてる。僕の知り合いとかも『もう海の魚は食べない』とか…人付き合いが難しくなります」と呆れたように話す。
処理水への批判と、日本に古くからある“穢れ”の思想との共通点に触れ、「『一度汚れてしまったものは、いくら洗浄しても元に戻りません』みたいな…。どちらも非科学的」と断じた。
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■東北の風評被害に怒り
また、「もちろん高レベル放射性廃棄物なんかは、半減期が何千万年とかそういった物質に関しては厳重に保管されて、もちろん海洋放出なんかはしない」とし、「処理水は十分に薄めて、自然の放射線よりも放射線が出ないような状況にまで薄めて、海水と混ぜて環境に最大限配慮して放出する」と安全性を強調。
続けて、「これを文句言うのは本当に難癖。真面目に俺は怒ってるよ。事故からもう13年よ。東北の人たちかわいそうだと思わねえのか、お前ら。おめえらが騒ぐからいつまで経っても風評被害に悩まされてんだよ」と怒りをあらわにする。