約5割もの人が苦手だと感じている… 「自分の感情」にまつわる行動とは
自分の気持ちに素直になるべきなのか、それとも心に秘めておくべきなのか…。
心に思った気持ちを、どのように処理しているだろうか。感情をすぐに表に出す人もいれば、心に閉まっておくタイプの人も多いようである。
■約半数「感情を表に出すのが苦手」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「自分の感情」に関する意識調査を実施したところ、全体で55.5%の人が「自分は感情を表に出すのが苦手なタイプだと思う」と回答した。
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■40〜50代では男性に多く
性年代別は、男性は10〜20代、女性は60代が高くなっている。
またその他を見ると、40〜50代では男性の割合が高いのも特徴だといえるだろう。家庭や職場でも、あまり感情を見せる機会がないのかもしれない。
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■なにを考えているかわからない
感情を表に出すのが苦手な30代女性は、「私はおとなしい性格もあり、気持ちを表に出すのが苦手です。そのため会社で嫌なことがあっても、怒ったり泣いたりなどはしません。心の中でイライラしながらもポーカーフェイスでいるので、周囲の人はなにを考えているのかわからないと思っているでしょうね」と語る。
さらに続けて、「もっと感情を表に出したほうが、周囲の人も親しみやすさを感じてくれると思うんです。しかし持って生まれた性格なので、今から変えることは難しいでしょう。負の感情だけでなく、楽しいときの反応も薄いのがよくないところだと思っています」とも話していた。
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■感情を表に出す人が苦手
感情を表に出せないネットユーザーからは、「自分の気持ちとか感情とか表に出すのが苦手で、常に笑ってごまかしてきた」や「怒りの感情を表に出す苦手。抑え込んだ怒りは、そのまますぐに悲しみに変化してしまう」などの意見が。
しかし一方で、「感情をすぐ表に出す人は、それで相手を思い通りにコントロールしようとしているわけだから苦手」や「自分のイライラした感情を表に出す人は、どんな職場だろうと苦手だな」など、感情を表に出しすぎる人に対して否定的な投稿もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名