藤島ジュリー景子社長、性加害問題の中で「退任報道」 ネットでは賛否の声
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長に「退任報道」が。ネット上では賛否両論で…。
29日、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川さんによる「性加害問題」を巡り、同事務所が設置した「再発防止特別チーム」が都内で会見を行った。同日、『文春オンライン』で藤島ジュリー景子社長が退任するとも報じられ、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。
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■生前の「性加害」が話題に
今年3月、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が、生前ジャニーさんから受けたとされる「性加害」を告白し、大きな話題に。5月には現ジャニーズ事務所のジュリー社長が、世間を騒がせたことを謝罪。
8月4日には、国連人権理事会が会見を行い一連の問題に言及し、国際的な問題になりつつあった。そんな中、「再発防止特別チーム」の会見が行われたというのがこれまでの簡単な経緯だ。
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■ジュリー社長に「退任報道」
「再発防止特別チーム」は、性加害問題が起きた原因について「ジャニー氏の性嗜好異常」「(元副社長)メリー喜多川氏による放置と隠ぺい」などを挙げた。会見1時間前には調査結果内容について、ジャニーズ事務所の公式サイトで公表。
再発防止策について、「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」と提言。ジュリー社長に対しては、「解体的出直しをするため辞任すべき」と、辞任を求めた。
さらに、同日の『文春オンライン』が、ジュリー社長の退任について報じたのだ。
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■ネット上では賛否両論
ジュリー社長の「退任報道」はネット上でも話題に。
「ジュリー社長や現経営陣は監督責任を果たしていなかったのだから当然退任すべき」「退任だけなく同族企業化は避けなければならないと思う」「知らないでは済まされない」など、厳しい声があがっている。
一方で、「ジュリーさんが退任したとして、なんの解決になるの」「ジュリーさん退任が解決策とは思えない」「当事者ではない現社長に対して責任を問うことが正しいのか」といった、疑問を抱く人の声も…。
「再発防止特別チーム」の提言を受け、ジャニーズ事務所は近日中に会見を開くと思われる。今後、会見で何が語られるのだろうか──。
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(文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)