千種ゆり子氏企画映画『わたしかもしれない(仮)』 道田里羽&滝澤エリカらの出演が決定
気象予報士の千種ゆり子氏が、企画・プロデュースする映画『わたしかもしれない(仮)』のメインキャストが決定。「国籍性別立場世代関係なく」熱い想いを届ける。
■道田「誰かと話すきっかけに」
今回の発表に際し、メインキャスト、プロデューサーを務める千種氏からコメントが届いている。
道田:私は幼い頃からずっとニキビに悩まされています。とあることが原因でできやすいと診断されたときは“わたし”ではなく“体質”のせいだと、変えられない現実への悔しさと、言い訳として甘えられる悦びが生まれてきました。
今作の主人公も同じく、望まない体質に悩まされます。自分の心と遠いからだをどう受け止めていけばいいのか。皆様にとって今作が、自分を知る・誰かと話すきっかけになりますように。精進します。
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■滝澤「真正面から向き合う」
滝澤:10代特有の悩みを抱えながら、悩みを打ち明けることが出来ない14才の女の子を演じるにあたり、彼女の心情や行動に私自身共感できる部分はあるか? と、日々、優佳里と真正面から向き合うようにしています。
年齢関係なく、人間関係・妊娠や身体の悩みは、オープンに人に話すことができない世の中ですが、この物語はそんな中でもときには人に頼ることの大切さ、人のぬくもりを実感できる作品だと思っています。観ていただいた方々に何かを感じていただき、少しでも多くの方の心に寄り添えることができたら嬉しいです。
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■熊谷「とくに若い女性に見ていただきたい」
熊谷 :台本を読んで若い頃を思い出しました。私も沢山悩んできたな。自分の身体がどうなってるかもわからず、好きな人ができたら子供がほしいと思っても、自分の身体のことはまるきり知らなかった。
婦人科に行くのも気が引けて、恥ずかしさが先に立っていた若い頃。こんな映画が若い頃にあったら、1人で悩まず勇気づけられただろうな。まずは自分の身体を知って欲しい。今言えることはそれですね。性関係を持つことも、子供が欲しいと思うことも、それは自然なことかもしれないけど、そのまえに自分の身体がどうなってるかを知って欲しい。
それを促してくれる本当に良い脚本でした。沢山の女性、とくに若い女性に見ていただきたいです。