杉村太蔵、TO BEの海外活動難航を予想 ジャニーズ問題の波及を懸念
ジャニーズ事務所前社長の性加害問題で、元タレント・滝沢秀明氏もコメントは避けられない?
3日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、薄口政治評論家の杉村太蔵が準レギュラーとして出演。滝沢秀明氏が社長を務める芸能事務所・TO BEの海外活動に懸念を示した。
■性加害問題を特集
番組は先日にジャニーズ事務所設置の第三者委員会が公表した、前社長・ジャニー喜多川氏の性加害問題を特集。
事件とは無関係な所属タレントの今後の活動にも影響が出そうだとすると、ゲストのゆうちゃみこと古川優奈は、滝沢氏が設立してジャニーズ退所者の受け皿となっているTO BEへの移籍が活発化しないかと質問した。
関連記事:滝沢秀明氏、ジャニーズ事務所と「差別化」する戦略 平野紫耀が世界デビューの可能性
■元ジャニーズの滝沢氏にも影響が?
ジャニーズに詳しい芸能レポーター・山田美保子氏は、現在の滝沢氏はジャニーズを離れていることから「発言する立場にない」としながらも、被害の実態を知っていたのではないかと憶測で語る。
すると杉村は、滝沢氏が海外進出を目指しているとの定説から、「TO BEはこれから世界に出たいと。すごく社長としては素晴らしい野望じゃないですか」と前置き。だが、先進国は性犯罪に厳しいことから、「でもこれ、日本国内よりも海外の視線は非常に厳しいですね」との見解も示した。
関連記事:ジャニーズ、今日で5月の退所者が10人に 「私の青春が…」ファンの惜しむ声続出
■いつかは質問攻めに?
こうした観点から、「そういったときに、これから海外行ったときに(性加害について)必ず聞かれてしまうと思うんですよ。何らかの見解ってのはね、今のうちに出しといたほうがいいんじゃないかなぁと僕なんかは…」と、滝沢氏も口を開くべきだと指摘。
すると、レギュラーのデーブ・スペクターは割って入るように「言われるほど海外進出してないですよ。Travis Japanは頑張ってるけど」とコメント。
滝沢氏が手掛けたタレントで海外に進出したのは、ジャニーズJr.のプロデュースをしていた昨年10月に世界デビューしたTravis Japanのみだと指摘した。
関連記事:ジャニーズ性加害問題、マスコミが“スルー”し続けた裏事情 関係者は「負の連鎖」を指摘
■アメリカでは話題になっていないとも
杉村が「これからやろうとしてるじゃないですか」と反論すると、デーブは「BBCのドキュメンタリーも、アメリカでそんなに。見ようと思えば見れるけど、見てないわけです。そんなにはですね」と、被害告発の番組もアメリカではさほど話題になっていないとの実態を明かす。
だが一方で、「でも、タッキーにしても、社長になったとしたら、自分が過去に知ってたのか、自分が被害者だったのか言わざるを得ないプレッシャーもあると思うんですよね。避けられないと思う」と、コメントは避けられないだろうと予測している。
・合わせて読みたい→ジャニーズ性加害問題、マスコミが“スルー”し続けた裏事情 関係者は「負の連鎖」を指摘
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)