ビートたけし、バブル崩壊後の“日本人の意識変化”を分析 「若いやつの頭が…」
ビートたけしが『TVタックル』でバブル期と崩壊後の日本人の意識の変化を独自分析。中国の現状にも言及。
3日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしがバブル時と崩壊後の「日本人の意識の変化」を語った。
■中国の経済悪化をトーク
番組は「絶好調だった中国のバブル経済が崩壊している」と題し、出演者がスタジオでトークをする。
ジャーナリストの峯村健司氏が中国政府の失政を指摘すると、少子高齢化が進んでいるとし、「豊かになる前に老いちゃったってよく中国で言われるんですけども」と話す。
そのうえで「日本の場合は豊かになって、社会のいろんな蓄積ができたあとに経済が悪くなったんですけど、 中国の場合まだ豊かになる前に少子高齢化、とくに高齢化がめちゃくちゃ早く始まってしまった」と分析した。
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■たけしが日本のバブル崩壊を語る
話を聞いたたけしは「バブルのあとは、若いやつが頭が良くなったんだか、 自分を自分で規制するようになったよね」と話す。
続けて「分不相応な、時計や車を欲しくなくなったというか。自分の生活や収入に合わせて、自分でスタイルを変えてきた、合わせて」とコメント。
そして「中国は良いところを知らなくて、こうなっちゃって、どうするんだろうね」と語っていた。
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■バブルを経験してみたい?
たけしが指摘したバブル時と崩壊後の「日本人の変化」。当時を経験していない世代にとっては信じられないような豪遊話も多く、あこがれを持つ人もいるようだ。
Sirabee編集部が全国20〜40代の男女732名に実施した調査では、35.5%が「バブル時代を経験してみたい」と回答。
日本が最も勢いを持っていた時代を経験してみたいと感じている人は、一定数存在する。
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■視聴者の反応は…
一般的に日本におけるバブル期は1986年前後から1991年までとされる。
当時は日本企業が海外の不動産を次々に買収するなどしたほか、日本に暮らす人々も全員ではないが、高級車や高級時計を買い漁り、贅沢な食事を楽しむなど、今では考えられないような生活ぶりをしていた。
たけしが語った「バブル期と崩壊後の日本人の意識の変化」に、納得した視聴者もいたようだ。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~40代の男女732名(有効回答数)