武井壮、ジャニーズタレントとの広告契約終了に独自見解 「あたりまえの判断」
武井壮が相次ぐジャニーズ事務所所属タレントの広告契約終了に「間違った判断ではない」と独自の見解を示した。
18日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、武井壮が相次ぐジャニーズ事務所所属タレントの広告契約終了について持論を展開した。
■「コーセー」が契約更新せず
ジャニーズ事務所所属タレントを広告に起用している化粧品会社「コーセー」が、契約更新をしない方針を発表したニュースを取り上げたこの日の『バラいろダンディ』。
番組によるとコーセーは所属タレントやスタッフが活躍の場を失う状況を懸念し、他事務所への移籍や別組織の設立を要請したとのこと。
異例とも思える要請にネット上では賛成の声がある一方で、「口出しをしすぎ」「ビジネスの粋を超えた不当な圧力」などの批判も上がっていることが紹介された。
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■武井が判断に理解
武井はこのニュースに「不当な圧力とか口を出しすぎとかありましたけど、僕はそこまでは思わなくて。移籍しろというような言い方はしていないと思うんです、たぶん」と語る。
続けて「企業の広告じゃないですか。自分の企業の商品やサービスを世に広めてくれる広告塔としてのタレントさんの起用だと思うんですよね。そこに対して社会的問題を事務所が抱えていたということが発覚して、契約を打ち切りますというだけの話なんで」と指摘。
そして「広告が終わるということに関しては、とてつもない問題ではない。普通に起こりうる問題だと僕は受け止めているので。ただその問題がちょっとセンセーショナルだったというだけのこと」と話した。
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■企業の判断として「あたりまえ」
さらに武井は「タレントさんに責任はないじゃないですか、今回。たぶん違約金も発生するわけでもないから、契約金も支払われているだろうしということを考えると、打ち切りになったとしてもタレントさんに大きなダメージがあるとは思わない」と持論を展開。
そのうえで「タレントさんがおこしたスキャンダルでもないから、タレントさんのイメージが落ちるわけでもないと考えると、一企業の判断としては、われわれが文句をつけるような判断ではないですよね。仕方ないことだと思う。そういったことがあったのならば、発覚したのならばこれ以上契約を続けられないという判断でしょうから」とコメント。
続けて「企業の判断としてはひどく間違った判断だとは思わない。あたりまえの判断だと思う」と話していた。
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■契約更新をしない企業が相次ぐ
ジャニーズ事務所所属タレントのCM契約については日本マクドナルドや日産自動車、アサヒグループホールディングスなど複数の企業が契約の更新をしない方針を発表している。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)